リポート R☆TM Rotating Header Image

待ち受けていたのは、こんなにも素晴らしい景観の根岸森林公園。

一年の内で一番鮮やかな景観を見せてくれる根岸森林公園の春。
今回は、トレーニングの内容に優先して、根岸森林公園のこの素晴らしい景観をお見せしたい。
     
      
また、今日のRUN☆TMは、明後日に『横浜駅伝』を控えていたので、私(牧元)の参加者数の予想では、数人も集まれば上々と思っていた。
ところが、我が仲間のランニングに対しての思いと、意識の高さには驚かされることが多い。予想をはるかに超える14名もの参加者があった。
     
今日のトレーニングの設定には、非常に難しいものがあった。先にも記したように駅伝の前々日。
そのトレーニング内容は、当然駅伝を睨み合わせてのもの。
オーバートレーニングになってしまって、個々の力が発揮できなくなってしまっては、何のための『根岸トレ』となってしまう。
                    (*注:横位置になったままの写真は拡大すると縦位置で見ることが出来ます。)
そこで駅伝調整用のトレーニングは、その形を保ちながら、全てのトレーニングが早めに終わった時間が午前11時までかなりの間がある時間帯。
そこで、駅伝に出ない参加者のために、根岸の裏にある階段の登りを希望者のみの追加トレーニングとした。
私の本音としては、階段上りには駅伝に出ない6名のためのオプションと考え、自由参加としたつもりだった。
ところが、駅伝参加組がほぼ全員付いて来てしまったのだ。「ダメだ!」というわけにもいかない。あ~この仲間、まったくブレーキの効かなくなったクルマみたいな連中だ!・・と思った。
                
でもいいんだ!駅伝で脚が重くて思ったように走れなくても「オレの責任じゃあない!」
これが市民ランナーの世界なんだ!まあ、いいじゃあねえか。今はそんな感じ。
        
             
あ~それにしても、根岸の春は美しすぎるくらい美しい! 5月はまだまだ新緑が続く。この写真の数々をご覧になって、何にも感じないとしたら、あなたの感性ちょっ・・・?だぞ!
春を春と感じる感性、それは走っていると本来的にはどんどん人の心の中に入り込んでくるもの。それにフタをかぶせるような走る世界・・いや~もったいないね。            
                   
*根岸森林公園の高台から車で下って、ものの5分。家に帰る途中八幡橋に出る。その先には海・・ヨットが係留されている・・海のきらめきが美しい。 ヨコハマってなんていいところ。  文と写真:牧元隆芳

大盛会、言うことなし!

<RUN☆TM根岸トレーニング:内容『ロード周回と芝生周回のコラボラン』>
根岸森林公園ロードコースの一週は1,315m。この距離に685mを加えれば=2Kとなる。
この日のトレーニングはこのロード周回と芝生を交互に走る90分走。
ただし、無理に90分を強制するのではなく、60分でも30分でもよし。また途中で歩くも良し、うんと長く休んでしまっても良し。
     
この自由さが無いと「会社でがんじがらめ。家に帰っても自由が利かない。おまけに参加した先のトレーニングでノルマを課されては、あまりに働き盛りはかわいそう」ってもんじゃありませんか?
かと言って主催者は、気の抜けた走りは大嫌い。しかしそこに同じ方向を目指す走る仲間が大勢いる。こんな嬉しい環境って・・? 同じ境遇を理解し合える仲間って・・? それを理解しているラン仲間・・? そうざらにはありはしない。ところが根岸森林公園のRUN☆TMには、そうした人間同士の温かいつながりが満載!偶然に出会った仲間なのに、なんと雰囲気の良い仲間なのだろうかと。
      
確かにトレーニングそのものは、ある程度気持ちを込めて走り出さないと、この日の内容も走り切れるものではなかったはず。
走っている間中、ニタニタ、ペチャクチャやっているのが当たり前の皆さんには敷居が高いのも確か。しかし底の浅いRUNはすぐに飽きてしまうこともつきまとう。おそらく5年と持たないでしょう。
                 
<走るという動作に何を求めているのか?>
走るという行為は、はっきりと言うがファッションではない。スポーツなんです。スポーツとして捉えているから、本当の人の優しさもジーンとくる深みを伴って表出されるのではないでしょうか?
東京マラソンが火付け役となって、走る人が増えたが、相変わらず「走る人」は増えても「ランナー」は少ない。むしろ20~30年前と比べると「ランナー」はずいぶん少なくなっているように思う。
何を尺度にそんなことを言うのかとおっしゃるでしょう。20~40代男性で10Kを40分以内で走れるランナーが、走る人のパーセンテージから言うと、ガタ落ちに低いものに成り下がっていることからもはっきりと解る。
「お前の言うことは旧態依然だ!」と言うでしょう。確かにそうかもしれませんが、走りに対しての人間の潜在能力は、現今のぬるま湯的なRUNに対しての捉え方からすれば、「こんなものなのかなあ?」と思ったりしています。
               
                            
<大切なのは、どういう形でRUNと向き合っているか?>
冒頭に書かれている文章と、次の区切りから言っていることが、矛盾するというかもしれませんが、なにも全員が10K(テンケー)を40分を切れ!と言っているのではない。言いたいことは、走るという動作がその人の人生にどういう意味合いと効果を及ぼしているかだと思う。また、どういう形でRUNと向き合っているかでしょう。
少なくとも走った後のビールだけで終わりにしてしまうような浅薄なランニングには、走ること自体までもがビールの泡と化してしまう・・ただそれだけのものなのでは? それを「ランニング」とは呼ばない!   牧元

満開の桜だぜ!

何も言うことはありません!
サクラの優しいピンクに囲まれて、極上のランニングの世界がそこにあった。
    
<トレーニング内容>ロード周回コース外周のトレイル1,660mを使って。

朝の早い内は、人影もまばらだったが、お昼近くになると大変な混みよう。とても芝生を走るなんて考えられない様相。
それを見込んで、この日のトレーニングは周回ロード外側のトレイル道を、各自の走力で走ってもらう周回トレイル。
ただ、注意点として、木の根や折れた枝、石ころが転がっている完全なトレイル道を使用するので、つまづいての転倒のよるケガには十分気を付けてもらうように注意。
また、前のランナーにピッタリとくっついて走ってしまうと、足元の不整地に脚を取られる危険性から、間隔を開けて走るように予め注意。

人によっては、こうした注意をしても、走り出すと頭の中はすぐに空っぽになってしまうらしく、100%我流に徹してしまう仲間も必ず出てくる。
しかし、何はともあれ、主催者としてはケガのなかったことが一番の嬉しいことだった。
                   
<お花見はどうだったの?>
終わって、花見。ところが主催者牧元を大変喜ばせていることがあったので敢えて話します。
実は、RUN☆TMの仲間、あまり花見の席が好きではないらしく、事前に花見の予告を出しておくと、以前から決まって参加者ががた減り。
要するに、RUN☆TMの仲間の大半は、純粋にそして真面目に「走り」というものを捉えている方々ばかりで占めている集まりなんですね。
反面、『横浜駅伝』参加後の河川敷でのパーティや、磯子区の峰でのBBQ、暮れの忘年会は大好評で、素晴らしい雰囲気の集まりとなる。
私牧元は主催者としてどう思うか?、RUN☆TMの仲間の質の高さが伺えて、そりゃあ嬉しいに決まっているじゃあないですか?「いい仲間と出会えたものだ」とつくずく思います。
この日は、関西に転勤になるK君を中心にした送別会にもなり、男ばかり7人の静かな品の良い、とっても素晴らしいお花見となりました。 本日は報告までに。

人とサクラとトレーニング。

 根岸森林公園は横浜市内でも屈指の桜の名所。三池(鶴見区)や三渓園(中区)の桜も市内では有名だが、根岸森林公園の一角を丸のまま包み込んでしまうようなボリューム感のあるここの桜も迫力を感じる。
ところが、テレビのニュースでの桜情報に期待してこの日根岸に訪れた花見客には、一部咲き程度の桜に期待を裏切られたのでは?
ありがたかったのは、我々RUN☆TMやもう一つの同じ時間帯を走る某クラブぐらいではなかっただろうか。
                        
 RUN☆TMのこの日のメニューは、お花見のごった返しを想定して、全く影響を受けない池側のトレイル道や、NAVYベース裏側の公園(通称ローラー公園)を利用したりという策を考え、実行に移していた。
言葉で説明するよりは、この日の様子は写真で見た方が分かり易いかと思います。

 この日、初参加者や、久しぶりに参加した仲間などで構成された16人の集団が出来上がった。
毎回感じることだが、参加者の顔ぶれでその日のトレーニングそのものの姿もずいぶんと変わるものだ。
一人一人の性格の違った人々の集まり・・・そしてそれが集団になった時に作り上げる前回とはまるで違った姿。そこには当然、トレーニングメニューの果たす役目も大きいが、マスになった「形」が作り出す「トレーニング図」の変化も繊細な見方で捉えると、七色の輝きにも増す素晴らしい色彩を放ってくれる偉大な作品と言っても良い。
実は10年間も主催者牧元を根岸に通わせたのは、その日に見せるトレーニングの持つ異なった色彩がそこにあったから。

 色彩を感じるトレーニングにするには、毎回同じメニューで同じようなコースを辿っていては、その微妙な変化は感じ取れないだろう。
それが感じ取れる集まりにするには、一人一人の人間性も大きな役割を果たしているだろう。
 さらに、それを感じ取れる繊細なものを持ち合わせてるのも、誇れるかな我がRUN☆TMの仲間ではないだろうか?

 ちょっと今日は回りくどい言い方になってしまいましたが、ランニングには個々のランナーにデリカシーがなければ、上等なランニングや仲間が織り成す質の高い集まりは形成できないと。
つくづく感じます。集まった皆さんとは偶然の出会いがあって今日があるが、素晴らしい仲間と出会えたことに感謝あるのみです。いつまでも続くことを願うばかりです。  牧元

明るくて、しかも静かな人々。

 一人一人の性格や、それが作り出すグループの雰囲気なども、それぞれ異なるのは当然。
 自慢ではないが、私はRUN☆TMに、そして土曜日の集まりに来てくれているこの方々が作り出す、この柔らかな品のある集まりが好きだ。
 誰かのことを批判したり、悪く言っている話を彼らから一度も耳にしたことがない。
 また、花見や食事などをしても、マイナーな会話などを一度も耳にしたことがない。そしてカラオケ三昧ではないのがまた気に入っている。みんな非常に穏やかで、とっても人間の質を感じるいい人たちの集団だと思っている。
              

 私自身、57年に亘るRUNキャリアの中で、過去に3つものRUN組織のリードを取って、いろいろな人と出会ったが、今ほど穏やかな集団はない時代でもあった。
 若い頃の私は、たえず「男が外に出れば百人の敵あり」を絵に描いたような、たえず敵対する相手が、走っている最中でなくてもあちこちに存在していた。しかしその方々が後になって自分の反面教師になってくれて、いろいろな教えがそこにあったことに気が付き、今になって感謝をしたりしている。
                 

 RUN☆TMの根岸トレーニングに集まって来ている皆さんと私とは、年齢が離れていることもあるのだろうが、見ればその人間が今どういう環境に置かれているのか、どういう人なのか一目して解る年齢にこの私も達している。
最近たまたまあるグループと接触を頻繁に持つようになり、そこに存在するランナーがRUN☆TMとはまるで正反対な、やたら元気の良すぎる集まり。RUN☆TMに対してどんどんイニシャティヴを持ち込んで来る。
 そこにはまた、その対応の難しさを感じると共に、駆け引きの面白さも感じることも。加えて、改めて大変勉強もさせられている。
                    

 対極があるから、初めてRUN☆TMとはどういう性格の集まりであることも知って、あらためてその元気な集まりから「クラブとは?」「組織の本当の姿とは?」「若いリーダーが教えてくれるものとは?」と、学ぶことは多い。 私も決して逃げることなく、あくまでも対等に向かい、かつその勢いに押されっぱなしにならないやり取りをしている。また相手はこう出てくるだろうという、次の一手を考えながら進むのも、今までの私にはなかった・・こうした別の一面が自らに発生しているのも新たな経験だ。こう考えると何だかこれからの人生が面白くなりつつあるのを感じている。同時にまだまだ自分は成長途上の、力のない存在であることも。
                     

 この日の根岸。明日の東京マラソンのためか。LSDといって2時間をゆっくり走るために、スタートを早めたためか、集まりは10名と少なかった。
明日は『東京マラソン』 これに出られる仲間は少なかったが、応援にこの仲間のために出掛ける仲間が多いと聞く。そんな仲間も今日は来ない人たちが多かった。
最近60人以上いる仲間が、みんながとても仲良くやっている。仲間そのものも上手く回転している。これもクラブ主催者として嬉しいこと。      牧元

もしかしてトレーニング内容の定着化が参加者増?

 根岸トレーニングを始めて、この秋で10年が経つ。この間芝生トレーニングをメインに、さまざまな動きを試みてきたが、全て大盛会だったとは言えなかった。
参加者は正直だ。嫌なものは避け、美味しいものにだけ飛びつくのは、野生の動物も人間も、そして参加料500円を払って参加してくれるランナーも一緒。
根岸のトレーニングでも、「このトレーニング内容ならば、誰もが参加してくるだろう。」の思いが見事に空振りなんてこと、始終当然のように起こっていた。
かと思うと、意外に平凡で得るところのない内容のトレーニングに大勢の参加者が反応してくれたり、前回大勢来た内容だからともう一度用いてみると今度は見事肩すかしを食らったり。
この10年間はこうしたことの連続だった。雨模様だったり、あまりの猛暑や寒冷による影響もその原因の一つのことも。
    
 ところが、昨年あたりから、この当たり外れの山がそれほど大きくなくなってきて、最近はどのような内容にしろ、15人前後が参加してくれるようになってきている。参加者数が安定してくると主催側もトレーニングメニューを立て易くなってくるし、何よりもプログラムを立てる時、同時に夢も拡がって来るのを感じる。それはすなわち物事の好循環を生み出すのは当然のことにつながる。
     
 今日のトレーニング内容は「ヤッソ800インターバル・・?」しかし「なにそれ?」なんて言い出す参加者は誰もいない。
説明したとおりに走って、要するにそれが心地の良い走りに繋がれば、それで良いのだから。その心地良く走ったということは、苦しいばかりの走りから快適なランニングへと連動していく。
根岸で快適なRUNを覚えると、少々遠くから来ようがそんなの関係ない。今日も千葉県の鎌ヶ谷市から・・・、大山の麓の伊勢原市から・・・、いったい根岸には何がある?それは本人のみが知ることなのですね。
       
 主催するこちらも、マンネリを避けるために、参加者が想像しているコースや内容に、毎回多少の変化を加えて提示するよう心掛けている。
今日は今までの起伏あるコースでのヤッソ800ではなく、全面芝のほぼ平坦の400mコースを設定。スピードの出しやすいコースに。参加者は15人。みんなで走るには多過ぎず、少なすぎずといったところで充実したトレーニングとなった。
                        
 実は何事もうまくいくことのその裏には必ず協力者や立役者が存在するもの。今日は仲間の女性が今日の練習会だけのためにサポートを名乗り出てくれて、赤い目立つシャツを着てコース役員になってくれた。
また今日も楽しい練習会にしてくれた仲間15人に感謝なのです。   牧元、

確実に「今年のRUN☆TMは良い方向に向かっている!」ヒルトレーニングで実感!

 集合場所の根岸森林公園、一番の低地、時計塔下の芝生の広場。冬場は後ろ側の桜山が北風を遮り、陽だまりポカポカ・・実に心地良い場所だ。
今日のトレーニングメニューは『リディア―ドのヒルトレーニング』野性味が内容に加味されていることから、女性よりも男性の、それも若手に人気があるようだ。理由は連続ジャンプであったり、急坂の腿上げ走、自分のMAX以上の速さで駆け下る芝生走。しかも一つの試技が終わると、次の動作までジョグでつなぐために、再び全員で次の試技に入ことができる。中にはサブスリークラスの男性もいれば、今日初参加のビギナーさんも混じったり。
不思議なもので、みんながまちまちなレベルなのに、一緒になってこの苦しいトレーニングを共有できてしまう。アーサー・リディア―ドとは、なんとユニークで効果的な凄いトレーニング法を開発したものだと改めて思う。
               
                          

 今、我が仲間のことを自慢できるのは、速く走れるかどうかの論理ではなく、いかに伸びやかでしかも効率の良い走りができているか?を優先視している。
ひいき目に我が仲間を見るからだろうか?走る姿勢も猫背、へっぴり腰、チョボチョボ走り・・は誰一人としていないのがRUN☆TMの自慢。これは私のリードを自慢しているのではない!そのはるか以前に偉大なアーサー・リディア―ドというニュージーランドの名コーチが存在していたから・・それ以外に言及するべきではないと思っています。
                    

 1964年の東京オリンピックでは、リディア―ドの門下生ピーター・スネル、マレー・ハルバーグ、バリー・マギーなどの名選手による1500m~5000mなどの上位メダルを独占に国立競技場と世界中が湧き上がっていた。
リディア―ドの門下生と言えば、速い、素質にあふれた選手を国内からスカウトしてきて鍛えたのではない。リディア―ドの同じ村だか町だかに住む、近所の走り好きの少年にニュージーランドの大自然を背景にして行ったトレーニングの結果がこの大ブレイクに繋がったのだ。余談ですがこのニュースを当時19歳だったこの文章の筆者牧元も、東京オリンピックでのエチオピアのアベベの快走と共にリディア―ド門下生の快挙に「スゲーッ!!・・・」後は言葉が出ませんでした。
                       

 どこでどうして、リディア―ドのトレーニングの詳細を覚えたか?はまた別の機会にお話ししましょう。一つだけ伝えますが、私がリディア―ドトレーニングを知ったのは、友人の女性ジャーナリストで当時一流のマラソンランナーであった小松美冬さんが、ニュージーランドのリディア―ドの元から帰ったばかりの時に、著書『リディア―ドのランニングバイブル』の発刊に協力してほしいとの要請から、小松さんが根岸森林公園で我々仲間に本物のヒルトレーニングを教えて下さったというのが、本日の根岸でのRUN☆TMの『ヒルトレーニング』の源となっています。ですからいつもこのトレーニングを牧元自らリードを取る中で「本物のリディア―ドトレーニングを伝えられるのは、少なくとも市民ランナーの指導者の中ではどこにもオレはヒケを取らない。」と思い続けています。
                                         

 しかし、一流アスリートのトレーニング内容を、一般の市民ランナーにそのまま伝えるのには、それなりのアレンジも研究も必要だと、いつも謙虚にこのトレーニングを捉えています。
「走りに来て下さい!本物のヒルトレーニングをお伝えしますので。」*一か月に一度は根岸森林公園でこのトレーニングを実施しています。 皆さんを歓迎します。     牧元
           

テンケー(10K)にTMクラブも加わり新時代へ。

 もしかしたら、我々RUN☆TMにとって、今日の出来事は今後を占うことになるのかもしれない。
いつもRUN☆TMが根岸森林公園で行っている時間帯と同じくして、別の一角でも同じように芝生トレーニングをメインにしている「TMクラブ」が存在している。
元々は筆者牧元が30年前に創設した「TMクラブ」でしたが、牧元の一身上の都合から身を引き、時を経て今から10年前に興したのが現在の「RUN☆TM」。
             
 組織というものは、一度身を引くとその後状況が変わったからといって、元のサヤにというわけにはいかないのが、日本の「組織」の性格。たかがランニングクラブとはいえ、例外ではなかったことを当時の私は察知して、私は10年近く土曜日の根岸には全く顔を出さなかった。
                
 そんなある時、私自身の富士登山競走の40回にも及ぶ連続出場の経験から、これだけはそのまま自分の手のひらに握りつぶしてはいけないと、セミナーを根岸森林公園で開催したところ、レース後参加者数人から「是非そのまま根岸で指導を続けてほしい。」の声。牧元自身は、かつて受けた多少なりともの不快な出来事から、この勧めを断ったが、執拗な要請で今のRUN☆TMの原型を築くこととなって、再び根岸森林公園の芝生へ。
それでも、同じ時間帯にトレーニングをするTMクラブとRUN☆TM。私としても親しく近づくことはできないまま、さらに10年が。
              
 最近になって、TMクラブはリーダーが交代し、若手2名による巨頭体制が敷かれた。この2名は以前から事あるごとに私を誘ってくれて、トレーニング後の野毛や、合宿、花見に声をかけてくれていた。
そして、さらに前リーダーの退陣から、クラブ間合同の花見の案も持ち出してくれていた。
 事実、まだ「ハイそうですか」と受け入れられないのが我が心。そんな矢先、RUN☆TM主催の本日の10K記録会に、TMクラブの2名が新リーダーの勧めで参加してくれた。正直言って嬉しかった!と同時にまだ閉ざしたままになっている我が心の持ちようが、少しずつ絡まった糸がほぐされていくような思いも感じた今日であった。
               
 それにしても、何でも受け入れて、明るく振る舞ってくれるRUN☆TMの仲間の支えが、ありがたく感じられた今日でもあった。
何事も細工せず、流れゆく川の如く、吹く風の如くの心境で進むのも、あながち悪いものではないな・・と。 「ラクに行こうよマキモトサン・・」てことかネ?
                               

雪の残る根岸森林公園、マイナス気温の中で。

気象庁の発表では、横浜もマイナス2~3°になるという。
5、6人も来ていれば上々だと思いながら根岸へ。ところがこうした覚悟を決めて家を出てくると、大きく期待以上の結果を得ることが多い。13人も来てくれた。
こういう結果を主催者はただラッキーだったとやり過ごすのはいけない。懸命になって根岸を目指して、やって来てくれた仲間への感謝から今朝のトレーニングは始まった。
今日は「LSD」。ゆっくりと時間をかけて走ることが目標のトレーニング。ゆっくりと走ることでエネルギーの燃焼効率を高め、フルマラソンなどの長丁場にとりわけ効力を発揮する。
          
ただし、ゆっくりと長くといっても、周囲の仲間といつまでも喋りっぱなしになり、身体に走りが及ぼす変化を気にも留めようとしない走りは、いくらみんなで長く走ってもLSDとは言えない。
私の直接の師匠、故佐々木功監督は、身体の変化を如実に捉える言葉として「自分の身体の中に、もう一つの目を持つように。」とよくおっしゃっていた。
             
              今日の参加者に対して私はこれから走ろうとする仲間に対して、この2時間という長丁場を3とおりの時間帯にアレンジし分断してみた。
つまり、始めの40分はリーダーを一人立て全員で。仲間と大勢で走る楽しさから、話し声がいつまでたっても収まらない。この辺はあまりしゃべり過ぎないようにと注意。
つまり、話に夢中になるあまり、身体に起こる変化をとらえにくくなるからだ。
               
                
第2ステップはこの13人のグループを2班に分断。元々がキロ7分以上かけて走るこの動作に、AグループもBグループもない。ただ6人のグループと7人のそれとに分けただけ。これも40分。
最後の40分は、そこまでの1時間20分から、個人で走る40分という形をたどった。
さすがに何人かに疲労の様子が見え始めた。これはいかに一人で走るということが、自分との対話になっているかという証拠。
あわせてグループで走ることと、個人で走ることの違いも、実はこの日の一連の流れの中から知って欲しかったというのが主催者の狙いでもあった。
    
終わってからが楽しかったね。一人一人からこの日のLSDをこなし得た嬉しさも。みんないい顔していました。    まきもと

根岸森林公園RUNトレ、三つの使い方。

 12月に入ってから、まともなトレーニングができる土曜日が戻って来た。参加者は12名とやや少なめ。
冬場はヒルトレーニングやインターバル系のトレーニングから、もっぱらじっくりと時間と距離を走るトレーニングをメインに展開している。

 というのも、参加者の本当に望んでいるトレーニングとは、いったいどういう種類のものなのか?
ここまで延べにして30年間ランニングトレーニングの陣頭指揮を扱ってきたが、ランナーが本当に必要としているトレーニングとは?ここに来て考えることが多くなった。
それはただ距離だけを走るトレーニングが良いとは思わない一面、はたして5Kを30分で走るのがやっとのランナーにインターバル走なのか?
市民ランナーの幅がエリートクラスと比べると、トレーニング方法も一律でないものを提供する必要を感じる。
それは当然、その日の偶然に集まったランナーの顔ぶれで、内容を微調整しなければならないアレンジ力も指導者に要求される。
        
 そこで、今年の秋以降は根岸トレーニングに参加される皆さんには、あまり変化に富んだ内容のトレーニングを強要するのではなく、走りの原点である持続走を中心に展開している。
しかし、毎週のように同じコースを前の週と同じ展開で提示するのではなく、芝生の利点を生かしたコース取りや、周回距離の変化。例えば前の週が1Kコースを走ったら、今週は2Kコースにしてみたり
あるいは、本日のように周回ロードコースの外側の完全土道の周回トレイルランにしてみたり。
こういう走りの捉え方の中に、持続走のバリエーションを増やすという必要が実現できると、決して持続走はマンネリな走り方ではなくなってくる。
むしろ持続走には捉えようによっては、非常に深みのあるトレーニングに化してしまう。要は工夫であることも痛切に感じる。

 今日はそのトレイル周回を採ってみた。トップの二人はサブスリークラスと、伸び盛りの19歳女子。影のように木立をすり抜けていく姿に人間の原点「野生」が存在する一面もかいま見た。
 持続走もこうした捉え方をすると、決して単調なものではない。単調にしてしまっているのはそこにアレンジ力を加えていないからだとも思う。   まきもと