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根岸森林公園RUNトレ、三つの使い方。

 12月に入ってから、まともなトレーニングができる土曜日が戻って来た。参加者は12名とやや少なめ。
冬場はヒルトレーニングやインターバル系のトレーニングから、もっぱらじっくりと時間と距離を走るトレーニングをメインに展開している。

 というのも、参加者の本当に望んでいるトレーニングとは、いったいどういう種類のものなのか?
ここまで延べにして30年間ランニングトレーニングの陣頭指揮を扱ってきたが、ランナーが本当に必要としているトレーニングとは?ここに来て考えることが多くなった。
それはただ距離だけを走るトレーニングが良いとは思わない一面、はたして5Kを30分で走るのがやっとのランナーにインターバル走なのか?
市民ランナーの幅がエリートクラスと比べると、トレーニング方法も一律でないものを提供する必要を感じる。
それは当然、その日の偶然に集まったランナーの顔ぶれで、内容を微調整しなければならないアレンジ力も指導者に要求される。
        
 そこで、今年の秋以降は根岸トレーニングに参加される皆さんには、あまり変化に富んだ内容のトレーニングを強要するのではなく、走りの原点である持続走を中心に展開している。
しかし、毎週のように同じコースを前の週と同じ展開で提示するのではなく、芝生の利点を生かしたコース取りや、周回距離の変化。例えば前の週が1Kコースを走ったら、今週は2Kコースにしてみたり
あるいは、本日のように周回ロードコースの外側の完全土道の周回トレイルランにしてみたり。
こういう走りの捉え方の中に、持続走のバリエーションを増やすという必要が実現できると、決して持続走はマンネリな走り方ではなくなってくる。
むしろ持続走には捉えようによっては、非常に深みのあるトレーニングに化してしまう。要は工夫であることも痛切に感じる。

 今日はそのトレイル周回を採ってみた。トップの二人はサブスリークラスと、伸び盛りの19歳女子。影のように木立をすり抜けていく姿に人間の原点「野生」が存在する一面もかいま見た。
 持続走もこうした捉え方をすると、決して単調なものではない。単調にしてしまっているのはそこにアレンジ力を加えていないからだとも思う。   まきもと

こういう珍しい日も・・・?

 何だか目を疑いたくなるような、夢の中のような感覚が参加者を待っている私の前に・・・。5年ぐらい前に盛んに来ていて、今は殆ど来なくなった人たちが芝生の向こうから次々とこっちを目指して歩いてくる。いったい「何が起こったんだ!?」
今日から、今までの集合ステージが寒くなって来たので、時計塔とベンチのある木陰から、ポカポカと陽が当たり北風も遮る陽だまりの場所へ。もう季節は一足飛びに『冬』。
一年に三度、季節の変化に応じて暖を求めたり、涼しさを求めたり、集合場所が変わるたびに「ああ、もうこんな季節なんだな・・」を繰り返してきた。そんなRUN☆TMも来年は10周年。
              
 しかし感傷に浸っている場合ではない。ランニングの世界の移り変わりもめまぐるしく変化をしている昨今でもある。そしてたえず新しい動きからは目を話すことができない。かといって新しい動きが必ずしもベストだとは言い切れないのが現在の、そして現実のRUNの世界。
 まるで暖流と寒流が入り混じる、海の世界を見ているような気のする最近のRUNの世界。そこにはITの世界がRUNの世界に台頭してきていることに大きな原因がある。それを悪者扱いにするつもりはないが、乱立する各種メーカーの戦禍の中に丸ごと鵜呑みにされつつあるランナーが見え隠れする。「どこに行ったらよいのかまるで行き先が見当つかない。」
 ランニングの集合体にしても、ただみんながそっち向いて走るから同じ方向に向かって進むだけ、そこにはコンセプトも何にも感じない。彼らはジンベイザメなどの大きな魚のパカーっとあいた口に吸い込まれていく、オキアミの群れなのか? いやランナーはそうあってはならない。

 本当に走ることを愛する純粋なランナーに対して、それを食い物にしようとする組織が膨れ上がりつつあるのが現状。それはやがて大きな組織同士が、おのおのの戦略を展開する戦国時代へと移っていく。そこには「純粋に走ることが好き」なんてことは単なるたわ言に過ぎないRUNの世界が、もうその戦国時代は既にやって来てしまっている。
                  
 この時代がどう変わっていくのか?ランナーはどこに行くのか?こうした戦略に踊らされず私は冷静に行き先を見て行こうと思っている。
そんな中で、根岸のRUN☆TMに来て下さる走る皆さんに対しては、私の拙い、かつ希薄な知力と行動力を駆使して、できるだけ本物のランニングを純粋に伝えて行こうといつも思っています。
私牧元が年齢を重なる中で、一番気を付けていることは旧態依然を押し付けたり、マンネリの一途的な思いだけで根岸に来て下さったランナーを扱ってはいけないということ。主催者自身の私も人一倍の向学心が必要だと思っている。
脚力は衰えようとも、この前を向いて進む気持ちが失せた時には、そっと根岸を去ろうと思っています。
                 
 その前に冷静に世に台頭し始めてきている「ジンベイザメ」の行き先を見据え、気付いたことを根岸のRUN☆TMの仲間にトレーニングを提供しながら伝えるのも、私の重要な務めだと思っている。
 ひょっとすると、この私はジンベイザメやサメの腹にくっついているコバンザメ? まあ、何とでも言っておくれ !? 
 
 今日の根岸は10マイルのクロカン持続走。参加者は15名と上々。懐かしい仲間のオンパレード。楽しい土曜日でした。   なんだ!?これじゃあ今日の根岸リポートになっていないじゃあないか? すみません。 牧元

晩秋なのに春の風?

 土曜日の度に雨が降ったり、雨の予報のために根岸トレを中止をしてしまったり、こんな状態がここ2カ月間で2度しか根岸トレを開催できない原因になっていた。
確かにその日の雨の降りだしが遅く「開催できたのに?」かもしれなかったと思える日もあった。しかし、主催する側はまず参加者が冷たい雨に当たって、健康を害さないか?それが一番気になるところ。
 参加者個々の普段の生活や仕事に差し障りがあったりしたらと思うと、土曜日に皆さんを家庭や組織からお預かりする側であるRUN☆TMにとっては、たとえ通常の参加者に一部に不満が出ようが、まず個々の置かれている背景というものを考えるのも、根岸トレーニングの一部ではないかと思っている。
               
 2週間も間を開けての久々の根岸には10人の参加者。十分な数である。今はまさに各地で開催されるフルマラソンやハーフなどを中心としたレースシーズン真っただ中、二ケタの参加者があれば上々だった。
こうした中で珍しい展開も。
 RUN☆TMに10月以降加わってくれている鶴見大学の女子大生Mさん。「大学には陸上部はあっても長距離を走る学生がいない」と門をたたいて来た。9月のイヴニングラン10Kで42分を出した伸び盛り。ここにこの日は中2ながら5Kを21分で走ってしまっている平塚の〇〇ちゃん。この二人が顔を合わせたものだから、始めから大人を無視のトップ引き。
 この日のメニューは全芝1Kコースでの周回持続走90分。主催者の牧元としては、まだ身体の出来上がっていない中2を大人と一緒のメニューで走らせるわけにはいかない。そこで中2には3周3Kを走ってはMさんが次の1周を走ってくるまで休養。そして再び並走、つまりレペティション形式を採る形にした。
            
            
 それにしても、これからのRUN☆TMに夢を持たせてくれるような、二人の登場。
主催の牧元は前々から、ジュニアを育てたい!という強い思いを持っていた。RUN☆TMにはこの集まりを開始し始めてから今日までの9年間、ジュニアはほとんど定着しなかった。そんな半ば諦めかけていたジュニアの養成という夢の中に前出の女子大生が門をたたいて来た。「待てば海路の日和あり」なのか「苦節〇〇年」なのか?長年の想いの中に、これから迎える冬を飛び越えて春を感じさせる風がRUN☆TMに吹いて来たような感じがチョット?する。
                          
 何事もそうであるように、「こうなりたい!」という望みを諦めずに強く持ち続ければ必ず叶う・・と物の本には書いてあった。しかし、そういわれつつもやがて自らの弱気が頭の中で陣頭指揮を取ってしまい「叶いっこないよな?」ということになってしまう。現に私もその一人になりつつあった。「諦めるのも俺らしくて爽やかでいいのではないか?」なんて思ったりもしちゃって。
まだ、私の夢は叶えられたわけではないが、なにやら希望を持たせる存在が、私の視野を駆け巡り始めていることだけは確かだ。この現実をどう膨らませていくか・・ですね!   まきもと
 

雨でも仲間はやって来てくれた。

前夜に降った雨が早朝まで残っていた。
しかし、天気予報を確信して、起床するやいなやお構いなく、根岸のトレーニングの決行を60人に及ぶ全仲間に配信。
実はメールの本文や、アドレスは前日の内に打ち込み「保存」。そうでもしないと、朝の起き掛けのぼんやり頭ではこんな真似はとうていできない。

 う~んやっぱりやってみるべきだったね。小雨の残る根岸には8名もの仲間が現れてくれた。
ここでまた女性を褒めなければならない。参加8名の内、5名が女性。やはりここぞという時の気持ちの強さは、われわれ男にはとてもかなわない存在。それが女性だ。
           
 本日のトレニング内容は、毎年この時期の定番となっている「ロード周回と芝生コラボの2KコースRUN2時間走」
目的は、言うまでもなくこの秋から冬にかけてのフルマラソンシーズンを前にした走り込み。
この走り込みという基本的な行動が、最近のランナーにはまるっきり出来ていない!
          
 先日も私牧元は相模原での『第1回東日本ハーフマラソン』の役員をやってきた。
その時の10Kもハーフも何千人も出ているのに、男子の優勝者は30年前のこのレベルのベスト30位にも劣るもの。鈍足だった私でさえ優勝できるタイムだった。

 さらにハーフでは、かつて20年以上前、磯子の『神奈川マラソン』の役員をやっていた時の記憶では、スタートから2時間を過ぎると交通規制が解除となり、ランナーは舗道を走らされていたが、残ったランナーの数はほんの数えるほどポツリ・・・ポツリ・・・だった。
しかし、数年前頃からこのかつての制限時間の2時間あたりが、一番ランナーの密度が濃いあたりに・・。何だかかつての私の記憶が「夢だったのか?幻だったのか?」「いや現実に確かにこの目で見たかつての光景に間違いはない!」最近はいつも役員をやらされるたびに「幻じゃあなかったよな?」と自問自答を繰り返すばかりとなっている。
               
 要するに「走る人」は膨大な数に膨れ上がったが、「ランナー」と呼ぶにふさわしい人の数は激減している現実を私は複雑な思いで見ている。
そこで、せめて根岸の私の旗の下に来て下さる方々には、遅いの速いのではなく、大会に出る上での最低限のランニング知識だけでも伝えたい・・この一心で毎週根岸に通っている。  
同時に、少しでもトレ-ニングというものを真摯に捉えたならば、スーパーヒーロー間違いなしの時代も現実にやって来ている。「ちゃんと・・しっかりと走って」上のまた上を目指そうよ。
RUN☆TMの牧元はその方法を・・伝授できる指導力を持ち合わせているので、是非根岸に来て下さい。男性も、女性も・・。  牧元
                                  

夏の終わり・・秋の始まり・・。

 9月が終わる。いよいよ来月からは10月に入り、また大会が目白押しの季節がやってくる。
今の我々の世界の市民ランナーは、夏は暑いからと言って走らず、秋~冬は相次ぐ大会、また大会にエントリーすることによって、トレーニングで走力に磨きをかけるというよりは、世の流行というか、そういった類のものに一緒に押し流されてしまっていて、走っているのだか、仮装行列なのか?カーニバルなのか分からない巨大な人、人また人の群れにごちゃまぜにされているだけとしか見ることが出来ない。
それがファッションとでも言いたげな、走る人(決してランナーとは呼ばないし、仲間に来てほしいとも思わない)
まあ、それをこれ以上とやかくいうのはよそう、走りに対しての考えの違いなんだから。
 しかし、仮にもマラソンやそれに類するランニング大会に出るのだったら、またその行動を「スポーツ」として捉えるのならば、やはりそこには下準備というものが必要なのではないだろうか?
 スポーツ以外の例えば芸能の世界でも、シナリオも覚えず、アドリブだけでその世界で食っていこうなどと思ったら、それらはいつの間にか霧消と化してしまうのと同じ、どんな世界でも『本物』でありたいと。
            
 私たちRUN☆TMの特に土曜午前中の仲間たちは、夏でも冬でも、各自の都合で毎週は来れなくとも、約60人の仲間が入れ代わり立ち代わり訪れてくれて、毎週15~20人前後の集まりになっている。一つのランニングの集まりで仲間の30%もが毎週参加するなんて考えもつかない数字であり、大成功である!こういう人たちこそ、走るのが速くても遅くても本当のランニング好きのランナーではないかと思っている。さらに主催側も身内のように大切に思い、極めて絆の深い良好な間柄を作り上げることにつながっている。

 ほぼ、毎週のように初参加者は一人二人と現れてくれるが、ちゃんとした筋の通ったランニングを提供しようとすると、3、4人に一人ぐらいしかリピーターとしては後に現れてくれない。走ることは『スポーツ』であり、ちゃらちゃらした『ファッション』ではないので、主催者にも初参加者をふるいにかけて当然だと自負している。
 それは走るのが速い、遅いを度外視した、人と人の適切な間柄の世界に等しい。
トレーニングを抜きにして、現在のマラソンやハーフその他10Kレースをなどを、いったいどういうジャンルで捉えたらよいのか?私には全く見当のつかない世界が広がってしまっているような気がしてならない。
                       
9月30日(土)この日のトレーニングは「レペティショントレーニング」3000m~2000m~1000m~2000m~3000m。前半は身体のキレを試してもらい、後半は持久力を向上してもらうためのトレーニング。
一本目の3000mで、脚力の差がはっきりと判明するので、2本目からは2グループに。後半はさらに各自の差がはっきりするのを待って、3つ目、4つ目のグループに細分化。こうすることによって、速いグループも遅いグループも終わってみれば、そこから達成感を汲み取ることができていたはずだ。
                          
 若い人たちも加わり始めて、RUN☆TMはこれからが面白くなっていきます。
速く走ることばかりではない。また、小さなランニングという狭義の世界に留まらず。何歳になっても、どんな世界に現存するにしても、人間性の向上は常に目指さねばならない。
ぼんやり過ごしていると一生は早く終わるぞ!   牧元

                             
      デザイナーであり、Tシャツプリントも手掛ける主催者牧元の作品を、着てくれる仲間が多いのもうれしい!

主催を支えてくれるのは、ランナーであり、仲間であり・・。

 5年前にそれまで12年間封印してきた『横濱イヴニングラン10Kレース』をひょんなきっかけから再興して、早くも5年の歳月が流れ、新設の現行のイヴニングランも24回大会を数えた。
 参加者の顔ぶれも、ランニングそのものの質も、また公園使用の状況も大きく変わっていく中での運営は、変化に対応することから始まりと、継続することの難しさも痛切に感じた今年度でもあった。
 そうした中で、私に継続する力を支えてくれた大きな力が2とおり存在していたことをないがしろにすることは出来ない。
 一つはマニアとなって下さっていた多数の参加者の存在だ。
 中には、西暦2000年の時まで参加し続けてくれたランナーとの再会と、数名のその時のランナーの今日までの支えである。また5年前から参加し続けてくれたランナーの中にも、大会そのものを気に入って下さり、常連となられた方など、その存在過程はさまざま。
 一方では、主催者牧元が運営するRUN☆TM仲間の献身的なサポート。ちょうど働き盛りの年齢の世の中で活躍している仲間の存在だ。この仲間がなかったら、これほどまでの回数は重ねて来れなかっただろうとつくづく思う。
 特に、細かいところに気を巡らせてくて、中心となってくれている数人の女性の存在が非常に大きいし、心から感謝している。
                                     
 ところで、今回は今年度リーグ戦(5戦)の最終戦。予想していた常連参加者の上位入賞の結果を得た。そうした中できらりと光る若手18歳女子ランナーの台頭が今後に希望の光を与えてくれた一幕も。
 このMさんは6月のこの大会に初出場の時は、10Kを47分だったのが、3か月後の9月23日には5分近く縮める42分49秒にまで急成長。若さというものは恐ろしいものだと。同時にそれが主催者にも力を与えてくれた。
 ちなみに前号のこのコーナーでも紹介したが、『根岸の風クロスカントリー』でも衝撃デビューをした「あの女の子」。
             
 ついでですが、今回の参加賞Tシャツは参加者から好評だった。もちろんデザインもプリントも毎回の如く、主催者牧元の作品。 本業はTM工房を運営するデザイナー、こちらも来年で40周年。
                                       

なお、9月23日の大会結果は、今週末までにはホームページ上のトップページ下段の「メニュー」よりご覧いただけるようになります。   

クロカン走。一歩踏み込んでみると、こんなに幅広く、楽しみを与えてくれるランニングはありません。 ロードばかりじゃあなく、たまには一緒に芝生を・・木立を・・走ろうよ!    牧元
 
 
 

 

第23回 根岸の風クロスカントリー大会。

 春夏秋冬それぞれの季節を感じる、年4回のRUN☆TMの内のクロスカントリー大会。もちろんメディアを通じての募集も行っているが、クロスカントリーそのものが市民ランナーに根付いていない現在の歴史の浅い一般的なランニング事情。だから面白いし、爽快だし、ランナー同士も、また主催側とも一体になれる。また、混みあったレース事情の中にあって、スタートから自然を相手に飛び出して、自分ペースで走り出せる気分の良さもある。
一度この爽快感を覚えたら、また新たな走りの世界を楽しむこと間違いなし・・。なのに一歩踏み込むことが出来ないのが日本人の国民性なのか?周りの人間の動きに右にならえをしていれば安心? この主観は当たっているか外れているか分かりませんが、おそらく今の市民ランナーの視点からすればあながち「ハズレ!」ではなさそうですね。でもクロカンマニアは着実に増え続けていることは、根岸に毎週通ってRUN☆TMと向き合っている中で確かな手ごたえを感じていることだけは確かです。
                   

『根岸の風クロスカントリー大会』はRUN☆TM主催で、毎年季節の変わり目の3月、6月、9月、12月の年4回、根岸森林公園に特設全芝生の2Kコースを設定して、これを4周するレース。
一回ずつの上位表彰は行わず、世界を転戦するトラック競技のリーグ戦、『ダイヤモンドリーグ』を真似て、4戦をトータルで競うもの。したがって上位表彰は4戦すべての点数によるトータルで男女別に決定する。
2つのルールも設け、4戦中最低でも2戦以上の出場と、12月の最終戦への参加を表彰対象としている。
 いつも最下位に甘んじているランナーが、得点を重ねることによって、自分より下に何人ものランナーが存在したりする面白さもある。気が付いてみたら、カメがウサギより先に・・、なんてこともごく当たり前のように毎年起こる。
               

 今回のレース、今年3戦目のレースには、今年の過去2戦、ここまで女性の参加者が極めて少なかったのが、いきなり男女半数の盛り上がったレースとなった。メディアを通じてのRUN☆TM以外の参加者も多く、台風の接近で急に涼しくなった条件にも恵まれ好記録が続出。特に最近RUN☆TMのイベントに積極的に参加して、記録を急上昇させている18歳の女性が、今回の大会での男女総合で4位に入ってしまうサプライズ!この記録は23回目を数える中での女子の部歴代2位の快挙!小さな大会がひときわ大きく思えたほどだった。
*今回の記録はRUN☆TMのHP上でも、今週末にはご覧いただけると思います。
                 
                                 
主催者牧元がデザイン~プリントの 参加賞のトートバッグ。

 いつも根岸森林公園に立つと思うのです。ものすごい数で増え続けているランナーのほんの一握りでも、クロカンに目を向けてくれる人がいても良いのではないかと。
「いや、待てよ!?」そろそろごちゃごちゃひしめき合うランナーの世界が次第に枝葉を張り巡らせてくる時期が、もう目と鼻の先に来ているのではないか? まあ、自然の摂理からも希望的観測も兼ねて、そう思うようにしています。 「みなさん!何事にも夢をもって生きていきましょう」  牧元

ランナーにランニングを教えている? いや、それはちょっと違うんじゃない?

 台風が小笠原近辺から動かない影響で、今日も横浜は朝から雨。低気圧の影響からか、気温も肌寒さを覚えるような午前中となった。
こうなると、森林公園は人手がほとんどなく、芝生は我々10人用の大庭園!贅沢なステージが用意されていた。
        

 また、集まったメンバーに話題も多く、今日を最後にアメリカに赴任される**さん、あるいは『横濱イヴニングラン』で10K45分台を出して、男女をひっくるめた総合でも4位に入った鶴見の18歳の女性。
 ほかにも初参加のトレラン好きの近くの本牧に住む女性(この方も素晴らしい走りっぷり)。加えてRUN☆TMの若きエース的女性の**さんがいて、3人が競り合う芝生上の走りは、久々に見る?なんていったらウチの他の女性には失礼でしょうけど、「これがトレーニングというものだ!」と言わんばかりの走りだった。
 こんな書き方をすると、他の女性から「どうせアタシなんて!?」と言われそうですが、こういうフレッシュな走りをするランナーが参加しやすい下地を作って下さったのは、ほかでもない男女を含めた仲間みんなの支えがあり、雰囲気作りもあっての当然の結果として、今日があったことに間違いはないのです。
「牧元よ、コメントがちょっと苦し紛れではないのかい?」「いえいえ、決してそんなことはございません!」本音です!
       
RUN☆TMには、今度の9月16日は磯子の峰町でBBQパーティがあったり、春には横浜駅伝への大挙出場で盛り上がったり、暮れには忘年会があったり、こうしたことを企画サポートしてくれる仲間の存在が大きい。
またRUN☆TMヘッドの牧元が企画する『横濱イヴニングラン』年5戦。『根岸の風クロスカントリー大会』年4戦についても、常に気に掛けてくれて、救いの手を差し延べてくれている。心優しい人たちだ。
       
ランニングの集まりばかりでなく、あらゆる組織、企業や公共団体、繁盛している店舗の絶対条件は、経営者の力にプラスアルファした支える力の存在がなくして、成功や成長は考えられない。
RUN☆TMは営利団体ではないが、多くのランニング仲間の自発力よってに支えられ今日がある。
今月は創設9年。いよいよ来年は10周年となる。
リードを取って来た牧元の走力は、確かに衰えを見せている。
 しかし、これに反比例するような形で、より深くランニングを知り、その底が知れない神髄に少しずつ近付いているような感じも最近している。
そこには、ランニングそのものの走り方をとやかく言う前に、まず語り手自身が己を知り、表面だけのランニング論だけでは済まされない部分(例えば心理面とか哲学とか)をしっかりと把握、確立し、認識してこそ本物の指導者に成長するものだと、今気づき始めている。
         
 今、RUN☆TMのランニングを通して感じていることは、私が彼らの記録の向上とかも含めて、私も彼らも日々の生活の中でいかにランニングがメリットとして存在するかである。
 根岸でのトレーニングいうテーマに向かい合う中で、彼らに走りのノウハウを教えているのでもない。
 彼らと接触する中で、どれほど私自身が自らを人間成長に繋げていくことが出来ているか。そしてその副産物として、ランニングのことを感じたままに正直に伝えている自分にも、RUN☆TMを通じておこぼれがいただけたらと思う。 ただそれだけだ。
そう思うと、RUN☆TMは牧元にとっては『無限』の存在に思えてくる、とてつもなくデカいモンスターだ。
この、偶然に出会った仲間からの、毎回の参加料500円ばかりでなく、非常に価値の高い付き合いが続いていることに『感謝!』あるのみだ。 極上の・・大好物の『プレミアムモルツ』のような仲間と出会えて牧元は非常に幸せです! みんなに出会えて良かったと。    牧元隆芳

小雨、こんな素晴らしい自然条件に、なぜ人は走ることを避けるのか?

 人間が少しずつ『生き物』から離れつつある。この日ほど根岸森林公園に立ってみてそう思ったことはない。
朝の雨がなかなか上がらずに、「雨天決行」を夏場のトレーニングの集合条件に定めていたので、主催者としては当然の行動を、当たり前のように実行していた。
参加者は8名。少ないのは予想しており、むりろ8人もよく来てくれたと。同じ時間帯に同じようなトレーニングを行っている別のクラブではほとんど走る姿は無し、親しい友人がいたので「今日はどうしたの?」と尋ねたら「雨だからですよ・・」と。
               
 その小雨の織り成す素晴らしさがあるではないか?と私は思った。まず、猛暑が続いていた連日にあって、フッと深呼吸でもしたくなるような外気。そこにミスト(霧雨)を肌に感じるこの涼しさの大きな恩恵。
多分大半の方々が「雨・・?濡れるのが嫌だから。」と言うことになってしまうのでしょう。ならば比較してみると良い。ジトジトとジーッとしていても気持ちの悪い、絡みつくようは不快な汗が良いのか?大好きなランニングをしかも多少は雨に濡れるが、小雨を感じながらも涼しく走るのが良いのか? (ここから先の回答は私は出しません。)
              
 芝生走で60分を各自ペースで。走る前に、この日から森林公園の一部でもある、米軍(NAVY)側にある急斜面の芝生と長めの階段を基礎トレーニングの場として設定した。
このトレーニングにはわけがある。最近の走っている人(ランナーとは敢えて言いません)に基礎体力が全く伴っていない人ばかりが目に付く。
これでは、芝生でクロカンだのファルトレクやヒルトレーニングがどうのこうのと言うことはできない。
そこでまずは、今後も含めて、根岸のRUN☆TM土曜トレーニングでは、基礎走力の見直し、別の言い方をすれば『体幹』に目を向けなければ、相変わらずの頭が下を向きっぱなしになっている「へっぴり腰」走法の世界は続くだろうし、仮に記録は伸びても伸びしろはごく浅いものに留まってしまう。
               
 同時に「RUN☆TMに参加したらどういうメリットがあるのか?」ということについても、さらに明確なものを、世の「走る人たち」にアピールしたいと思っている。
「走る人たち」に留まるのか?遅くても良いから「ランナーになりたい」のか、このコンセプトをしっかりと意識して、さらにRUN☆TMを(参加者の数ではなく)成長させたいのも組織としての目標の一つと捉えている。
                
*この日は参加者の中から、20回以上根岸に参加して下さった仲間に「特製Tシャツ」を渡した。(ちなみに主催者牧元はプリントとそのデザインを本業としているので、その自信作を渡している。)
裸足のまま、濡れたまま貰ったTシャツを掲げる参加者・・なんだか無心であって凄くかわいいですね!   これがRUN☆TMです!    牧元

山西哲郎先生の『自然流セミナー』

 RUN☆TMが発足してやがて9年。初めて外部から超一流の指導者を迎えてのセミナーを催した。
先生は、今の市民ランナーの世界の礎を40年以上も前から指導されている、群馬大学名誉教授ほか日本オリエンテーリング学会会長など、数多くの肩書を持っておられる知る人ぞ知る山西哲郎先生。
先生のランニング理論は自然流ランニング哲学。
仲間が定義づけてくれましたが「ランニングのことを科学する指導者は無数に存在するが、ランニングを『哲学』する指導者は山西先生しか存在しない!」とキッパリ!まさに的を射た見解だ。
山西先生とRUN☆TMの牧元とは、42年前からの付き合い・・というよりは、牧元が師とあがめる指導者で、現在の根岸トレーニングも大半が山西先生からの影響を受けたもので占めている。
その『元祖』が、群馬の前橋から7月22日(土)根岸森林公園までご指導に来て下さったのだ。
         
 現在存在する、大半のランニング指導者の理論と実技の中心は、月間何キロ走れなどの距離を踏むことなど表面的な教えが大半。着地からどう身体を移動させ・・腕の振りは・・?姿勢は・・? それは走る上で大切なことなので間違った考えであるとは言わない。むしろ初歩の指導には決しておろそかにできない通り道だ。
 しかし、教えられたそのイメージを、走り出してからどこまで保つことができるか? おそらく大半のランナーはほんの始めのうちだけだろう。そこには距離を踏むにつれ疲労という足を引っ張る要素がつきまとうだろうから。
           
 山西先生の理論の中心は、光、風や目に映る風景、そこから自分の心、そしてランニング自体に自然が語りかけるもの。つまりランナーとしてよりも、一人間が走るという行動を起こしている時に、自然界から伝わって来るものを決してないがしろにしていない。そういった感性をランニングの中にいかに取り入れるかが先生の理論の中核を作り上げている。だから「ランニングを哲学する」指導者なのです。
牧元は難しく綴ってしまいましたが、理論的にはフォームやタイムのことを理解し自分のものとする理論の方が、どれだけ一般の市民ランナーには難しいこととして捉えるだろうか?
             
 先生の実技は、背景が芝生ということもあったが、いきなり「裸足になりましょう。」から始まり、セミナーが終わるまで参加者はシューズを履くことはなかった。
足裏全体に伝わって来る、シューズでの感触と全く異なった感触にも、たちどころに慣れ親しませてしまう先生の指導力。
 最後に落ちた枯れ枝で足裏が痛いはずの木立にまで、そのまま入り込んでのストレッチ。妙に違和感を感じない足裏に感じる感触だった。
          
 まだ、先生の教えや理論はこの場で伝えたいことはヤマほどあるが、最後に先生は牧元に「年に2度ぐらいは(根岸に)来ても良い」と言って下さった。
わが仲間にも、仕事や家庭の都合で参加できないことを非常に残念がっていた仲間が多数出たが、先生の最後におっしゃった「また来る」の一言は、来れなかった仲間や、ネットでこの記事を見た方々に光を与えて下さった。
 主催者RUN☆TMの牧元も、今回一回こっきりで終わらせるつもりはありません。
              
 最後に、先生の最近の御著書を紹介しよう。『三途の川を走って渡ろう』柏艪舎/発売:星雲社 定価:1,500円 書店やネットでも購入できます。
中高年ランナーばかりが読む本ではなく、山西先生のランニング哲学が網羅された名著だ。ぜひ若い皆さんも御一読を。    牧元