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11月, 2013:

今年になって初めての参加者ヒトケタ、しかし・・

 最近、トレーニングは人の数ではないなとつくづく感じることがある。今日は約一年ぶりの参加者ヒトケタ、それも5人。しかしここに参加してくれたのが、つい6日前に「横浜国際女子マラソン」で自己記録を7分以上も縮め3:01:01秒を出した菊地香織さん。そして「神戸マラソン」でこれも自己記録の2:49:41を出してきた平田昭雄さんが参加してくれた。他は日頃からゆっくりペースの3人の合計5人。フルマラソンを走ったばかりの2人にはリハビリジョギングが必要。他の3人は日頃からゆっくり派だったので、5人に90分のジョグを気楽に一緒に走ってもらった。

画像 1376抜けるような晩秋の青空!

 たった5人とはいえ、この仲間60人の中ではフルマラソンがダントツにトップの二人が加わると、何だかトレーニングそのものに20人ぐらいが参加しているような厚みを感じる。

画像 13775人の充実感って、これだ!

 なぜ今日は少ないかというと、まさにレースシーズンのド真ん中。大田原あり、つくばあり、そして、富士山(旧河口湖マラソン)あり。去年も根岸は極端に少なかったことを経験していたので、始めから「今日は少ない日」と覚悟を決めて望んでいた。

画像 1370後ろに雪を戴く富士の山。

 まあ、こんな日もあれば、どっと来てくれる時もある。しかし今日は平田、菊地様々だったなあ。抜けるような青空、そして無風、ローラー公園からの富士山も素晴らしかった。まあこういう日はめったにないでしょうね。皆さん残念でしたね。  M

なにか皆んなスゴく生き生き走っていたね。

 クロスカントリー走を大きく変えてみた。 この根岸森林公園を毎週使うに当たり、今までは芝生なら芝生、木立なら木立と区別しクロスカントリー走を捉えていた。ところが思わぬ形から今日の芝生と木立をコラボした形がひらめいた。むしろ遅かったくらいだ。事の始まりは公園の使用状況から、親戚クラブのTM・CLUBと行政(横浜市環境局)と公園の使用方法を再検討していった。その時に、最大条件は「一般使用者に絶対に不快感や迷惑をかけない。」だった。

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 しかし、これがRUN☆TMのトレーニング企画を立てる時にこれほどまでにトレーニング自体がプラスに導かれようとは思わなかった。特に今日行ったクロスカントリー走。行政から改善のプレッシャーをかけられなかったら、相変わらずの芝生だけ使用したクロカントレーニングに甘んじていただろう。ところが改善要求のおかげで「芝生やロードだけを走ろうとするから、目立ってしまって使い勝手を悪くしていた。」ことに気付いたのだ。そこで「よし!木立と芝生のコラボで行こう。」と。

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 走りはじめると、仲間はたまらないかゆみに襲われていた。雑草のイヌジラミの種が無数に靴下やシューズ、下肢に点々とくっついて。しかし、クロカン走にはこの程度のことは当たり前。なにせ自然を相手にするのだから。さらに木立の中の急なアップダウンに加え、花壇の周りを巡っているサクを飛び越えなければならない。「さあ、この野蛮極まりないランの世界に、この人たちはどういう反応を示すか」楽しみのひとつでもあった。

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 ところが、こんな今までになかった難コースの周回(一周約2K弱)が進むにつれ、16人一人一人のランナーの走りが非常にバランス良く、特になだらかな芝生の下りで見せた走りは、ぎこちなさがすっかり消えて、素晴らしい走りとなっていた。

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 まずは今回の試みは大成功だった。加えて今日はパーシー・セラティの教えの中に出てくる「腕は前足だ!」ここに意識をもっていってもらったのも、今日の成果につながった。 M

晩秋の根岸森林公園。この上ない背景。

 そりゃあ日本中、世界中を探せばもっと素晴らしい背景の自然環境は無数に存在する。しかし、横浜という日本を代表する都市の中心街から30分も行けば、もうこの環境。こんな利便性を備えた場所はめったにない。これを題して「これ以上ない背景」と。

画像 1347どうだいこに広さ!これもほんの一時。

ところが、こうした広々~っとした時間帯は実は僅かの時間。朝が早過ぎれば、近くの住民の(クルマで来る人もいる)愛犬の品評会場と化しているし、一時間も後になれば、一般客が少しずつ増え、加えてもう一つの別のランニングクラブが大挙しての練習会を同じ芝生を使用して開始する。土曜日の午前9時過ぎから10時過ぎまでにかけて、一日のうちで一番快適で人気がなく、まさに狙い目。我々が一番気を遣う、一般客とのトラブルをも一番回避できる恰好の時。同時に運営する側としても、電車賃やガソリン代を使ってまでして駆けつけてくれる仲間に対して、最高のシチュエーションを備えて迎えることは、主催者の義務でもあり、礼儀でもある。

画像 1350コースの選び方も味付けの一つ。

 今日は大会シーズンに入っているこの時期にしては、予想以上に多くの仲間に恵まれての全コース芝生2Kのクロスカントリーコースでの2時間のペース走。ロードよりも一歩一歩の着地に微妙な変化がつきまとう不整地を走るということは、無意識の内に一人一人のランナーにバランスの良い走りを身に付けさせる。そういう感覚で見るからか、単なる手前味噌なのか、周回ロードを走るランナーや芝生で走る別のランナーよりも、心なしかウチの人たちの走りにバランスの良さを感じる。この調子で秋冬のレースに出て行けば、当然収穫の多い走りにつながって来ること間違いなし。

画像 1354このくらい参加してくれるといいね。

 ここのところ、ストレッチに加え、サーキット風のトレーニングや軽度の筋トレも挟んで上体の強化にも取り組み始めている。上体の筋力がついてくれば、ブレない走りにつながるし、フルマラソンでも最後までしっかり(歩くことなく)走りきることができることに気付いた。走るということは脚部だけが動作をしているのではなく、上半身の強さも連動している。

 来週は北欧などで、かつて盛んに用いれられた原野でのクロカンに挑戦。根岸森林公園の森(土道)の部分と芝生部分をミックスした、今までよりもさらに広域に公園を使用したクロカンに挑戦。サク越えや腐葉土のふかふかした地面あり、広々とした芝あり、深まりゆく自然を肌身で感じて走って欲しい。タイムだ距離だとチッポケなこと考えずに。 M

画像 1353エッ!これってイヌかよ?犬は犬らしくしろ!

Bグループが教えてくれた新しい形のファルトレク。

 ヒントというのは思わぬところに存在するものだと、つくづく思った。いくらネットの中から学んでさも知ったようなことを言っても、現場での発見が新たなアイテムに発展することはには絶対にかなわないと、今日改めて感じた。参加者は大会シーズン突入と、3連休でいつもより少なかったが、収穫の凄く多い素晴らしいトレーニングとなった。

画像 1343深まりゆく秋、自然の中で。

 ファルトレク(スカンジナビア語)スピードプレイというと何となく意味が伝わってくる。つまり自然の原野を使ってスピード走を楽しもうではないか?そんな意味合いのもの。なるべく同レベルの仲間数人とチームを組み、10~20分ごとに先頭が入れ替わって、気ままに原野を走ってくるもの。上り坂があれば一気に登り切り、呼吸が整うまで、また全員が追いつくまでゆっくりジョグで調整。先頭が自分勝手な突っ走りをしてしまうと、後続に迷惑が及び、集団がバラけてしまうので、長距離ランニングとしては珍しくチームワークが必要なトレーニング。

画像 1342平地でのバランスにつながる。

 ヒントは2つに分けたBグループから出てきた。このグループ、上りであろうと下りであろうと常にスピードに大きな変化なく、一見のんびりと走っているように見えた。ところがふと気付いたこと。「これで良いのではないか?」と。つまり全部をゆっくりと走っていても、上りではかなりの有酸素運動になっているし、下りではストライド走にいつの間にかさせられてしまう。「これだ!これで十分だ!」と。むしろこのトレーニングが初心者が走る上で、基本になることも確信した。筋力アップにもなるので、フォームの矯正にもうってつけ。もう知ったかぶりして「腕振れ!腿あげろ!」の粗末な指導方法の時代は去ろうとしている。

画像 1344いつの間にかちゃんと腕振りが。

 今度この方法を洋光台~天園~鎌倉のトレイルコースで試みる日が非常に楽しみになってきた。これができるようになると、北欧スタイルの本格的な自然の地形を使ったファルトレクにつながってくることになる。  M