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7月, 2016:

敢えてこの土曜の午前中に、時間を作ってくれる参加者に感謝!

 何でもないことのように思い、この時間帯のこの参加者の思いを、当然のことのように思ってはいけない。一人一人の顔ぶれを眺めてみると、男性も女性も働き盛りであり、立派に世間に受け入れられ、家族を養ったり食べさせていたり、あるいは自分自身の将来を見つめてしっかりと目標に向かって構築を続けている皆さんである。そうした世の中で活躍している方々が、敢えてこの時間帯に来て下さっているのである。
主催者として、自分自身もそういう局面を乗り越えながらこんにちまできているので、参加者の根岸参加への思いが如実に伝わってきて、胸に迫ることが時々ある。(奥さんに何と言って家を出てきたのか?・・ともね。)
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 さらにこの皆さんは順繰りに担当を変えて自発的に駅伝参加の労を惜しみなく提供したかと思えば、『横濱イヴニングラン』にも役員として、土曜の夕方に自費で交通費を使ってサポートに駆けつけたりしてくれる。根岸トレーニングもイヴニングランも、そして『RUN☆TM』そのものも、こういう方々があって主催者牧元は支えられているのです。それは絶対にしかも絶えず心に留めておかなければならない感謝の気持ちです。
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 さらに本日のように、別の日に別の所で走っている仲間を誘って、根岸に連れて来て下さったりもする。特にこの一年、新しい仲間の急増の中にこうした現象が数多く見られるのも、『RUN☆TM』がこの一年で急に息を吹き返してきた源となっている。(写真を見てください!)ゾロッと横一列に並んだのが本日の参加者です。内4人を除いて全てがこの一年の内に初めて来て下さった皆さんばかりである。
 しかし世の中「諸行無常」。時が経てば身辺の(人生の)状況は変化をしてくるのは当然のこと。来れなくなっている方々をとやかく言っては決していけない。主催者が平常心で臨んでいれば、長期転勤から戻って来たり、故障や病が回復したり、家族に手が掛からなくなったから・・とかで懐かしい方々が現れてくれたりすることも何べんも起こる。こういう醍醐味と言うのも、主催者の歓びであり特権でもあります。 「いつまでも待つ!」渋谷駅のハチ公の心境を持つのも主催者牧元の一面です。(少なくともあと10年は待つことができるかな?)
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 今日は22人の参加者を得た。特に直前に梅雨が明け、抜けるような夏空からの陽射しは容赦なし・・って感じでした。そんな中ひたすら黙々と数人ずつのグループを組んでのレペティション。速い男性グループも、遅い女性のグループも、根本さんという小中学生の姉妹も、初参加の3人も、なんだかみんなが楽しそうに走ってしまった根岸の午前中でした。
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来週は、この写真の木蔭で、買出し持込み型の「アフター」を行う予定です。これもまた楽しいんですよネ。 是非どなたでもどうぞ。

第17回(通算83回)横濱イヴニングラン・10Kレースに『このランナー』が現れた!

 あまり何回開催したかなど捉われてはいなかったが、今回このランナーが現れた時、過去のイヴニングランの歴史のことから説明しなければならなくなった。
まず、「このランナー」とは誰なのか?そして何なのか?その前に話さなければならないことがある。

 実は今回の『17回横濱イヴニングラン』の前をさかのぼること12年で終了をしていた『横濱イヴニングラン(10K)』が存在していた。主催者も現在と同じ『牧元隆芳』この過去の大会は1990年4月に始まって、2000年で終了。10年間で66回の『TMイヴニングラン』途中改名して『横濱イヴニングラン』を主催。その10年目の66回終了時点で、主催者牧元の一身上の都合により終止符を打っていた。
その全大会66回を第一回大会から全て皆勤してしまったのが、今回ご紹介する平塚市在住の小堀秀雄さん。(残念ながら写真を撮っておかなかった!「バカッ!なにやってんだお前・・」ですね。スミマセン!)
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 その後『イヴニングラン』はもう二度と開催しないつもりでいたところ、私が現在の『RUN☆TM』を富士登山競走セミナー主催をきっかけに根岸森林公園で立ち上げた時に、ある人物から「是非イヴランを復活させて・・」ということになり、現在に至っている。その時の言い出しっぺの連中は今は見向きもしてくれませんが・・それも「人」であり、「人」というものの本性なんでしょうね。学びもたくさんあった点では一番トクしたのはこの牧元なのです!まさに『人生は塞翁が馬』なのです。
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 小堀秀雄さんとの再会も、イヴニングラン復活がなかったら、生涯果たせない、一人間との別れで終わってしまっていたでしょう。その小堀さんが今回の『横濱イヴニングラン』に16年ぶりに現れたのです。当時50歳だった小堀さんもすでに66歳。どんなヨタヨタしたランナーに・・?と思いきや、10Kを50分14秒で駆け抜けてしまったのには驚かされた。独特のストライド走法も全くムカシのまま。タイムスリップを見るようで、何だか嬉しくなりました。

 16年前のランナーは小堀さんばかりではない。壮年の部の常連、高城正さん、近藤正治さんも『旧石器時代』の人。
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 最後にこの上なく感謝をしている人たちがいる。わが『RUN☆TM』の心優しきサポート陣である。今回も大会前に名乗りをあげてくれたのは4名。ぎりぎりの運営を余儀なくされていた。ところがフタを開けてみたら、後から後から心配して来てくれて、結果として8名が力強くサポートしてくれていた。主催者牧元はといえば、モタモタしながらも、計時計測を「さもやっているフリ」をしてゴールの所に突っ立っていただけである。このモタモタの牧元、さらに今後も年齢と共に加速していくのでしょうね。でも小堀さんが現れては、シャン!としなければと思うばかりです。(今度来てくれたら必ず写真を撮って紹介しますからね。)  牧元

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手作りゼッケンを作る主催者牧元の「TM工房」 参加賞のTシャツもデザインからプリントまでここで自作で手掛ける。こちらのキャリアも38年。日頃はこれで食べていっています。

リディア―ドのヒルトレーニングを本当に解ってくれている仲間。

 こんなにも素晴らしい、そしてこの上なく効果的なトレーニングなのに、『リディア―ドのヒルトレーニング』を持ち出すと、この土曜日RUN☆TMの仲間は、たちどころに参加者が少なくなってしまう。理由は明確で新しいものに触れるのに勇気がいる。おまけにランニングは距離を踏むこと以外のトレーニングに、世に存在する大半のランナーがなかなか認識し切れていない。また、ヒルトレーニングができるような柔らかい芝生を持ち、適度に起伏のある広い公園が少ないのも、今一つこのトレーニングがマイナーなものから脱することができない理由かもしれない。
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 ところがこのヒルトレーニングには、走ることに必要な軸となる動きが非常に多く含まれている。例えば『ヒルスプリンギング』は足首、フクラハギ(ひらめ筋)、膝まわりの筋肉、バランス感覚。『スティープヒルラン(腿上げ)』は丹田、腸腰筋などの下腹部。『ヒルバウンディング』はハムストリング、背筋の強化。坂を思い切りストライド走で駆け下る『ヒルストライディング』はスピード感覚を脳で認識させながら、かつ下り坂は腹筋の強化につながってくる。
         
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 最近気が付いたことだが、ランナーにも体幹トレーニングの必要を、ランニングに関するテレビ番組やとある雑誌の中にも、頻繁に用いられるようになってきた・・そんなある日、このヒルトレーニングをRUN☆TMの仲間と根岸森林公園で行っていた時、何かにふと気付くものを感じた。「最近やたら体幹トレーニングと言う言葉を耳にするけど、まさにこのヒルトレーニングこそがランナーに絶対に欠かすことのできない、『走りながらの体幹トレーニング』そのものだ。」と。 その頃から私の気持ちの中には「こんなに効果的なトレーニングが世に存在するのに、なぜランナーは「距離」また「距離」で押し通すのか?まだ市民ランナーの世界は創成期なんだなあ・・」と。確かにランナーならば、ある程度の距離を踏まなければ、心肺機能の向上を切り離してはランニングは考えられない。しかし、そのトレーニングを後押しし、上乗せするに余りあるトレーニングが、こんなに身近に存在することを早く認識してほしい、と。

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 アーサー・リディア―ド(ニュージーランドの名コーチ)の残した足跡を、私もこれから先の年齢的にもそう長くはこうした指導の真似事は続けられない人生の中で、どれだけ残せるか?非常に価値のあるこのトレーニングを風化させてしまうわけにはいかないのです。
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 今日このリディア―ドのヒルトレーニングに集まってくれた仲間は、何度もこの根岸森林公園の芝生の傾斜地で共にこのトレーニングを実行し、共有てくれた仲間。予想に反して、今日はこうした長い付き合いの仲間がずいぶん大勢参加してくれた。いわばヒルトレーニングの良さと楽しさを知っている仲間が多くを占めていた。しかし、これではいけない!主催の牧元に残された課題は、半ばこのヒルトレーニングに対してトラウマになっている新しい仲間に、どのようにしてこのヒルトレーニングを伝え、世に残していくかという難しい問題である。

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 頼むから、RUN☆TMの根岸トレーニングに来た皆さん。牧元はなぜ『ヒルトレーニング』なのか?再三言う通り、ヒルトレはサブスリークラスも、今日から走り始めた超初心者までもが、クラス分けせずに一緒になって楽しめてしまうのも大きな特徴なので、『ヒルトレーニング』だからと言って逃げ回られていてはRUN☆TMの場合困るんです! そんな浅薄な内容のトレーニングをリディア―ドは残して行っていません。 
「走りは距離だけではないのです!」 牧元。

ドシャ降りでも7人の参加者。

いつも晴天に恵まれていた根岸の土曜日に珍しく雨が降った。それでも7人が来てしまう最近のRUN☆TM。ここでも女性の気持ちの強さが明確だ。7人の内4人が女性だった。
今の時期の雨天は走り出してしまえば、むしろ絶え間なく注ぎ続けるシャワーの恩恵を受けて快適だ。おまけに公園はひと気も殆どなく、RUN☆TMの独占状態が広がっている。雨もまた風情と共にいいものですよ。
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トレーニングメニューはあらかじめ発表しておいた内容から、ぬかるみなどによる芝生上の危険も不快感もないロード周回に切り替えた。といっても根岸周辺にはアレンジの持って行き方によっては、一周1,315mのレギュラーの周回コース以外にも、複数のユニークなコースをたどることが出来ると更にここでのランニング面白いものにしてくれる。まさにアレンジ力がものをいう今回でもありました。
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たとえばこの日のコースは、通常使うコース以外の外側のロードコースも使い、根岸森林公園の裏側(旧競馬観覧席)の通称「ローラー公園」の傾斜と階段を使うという策も用いた。このコースをいつも大半のランナーが走る1,315mの周回ローとジョイントさせた2,385m。2周もすれば5K近くにもなる。坂のアップダウンに加え、長めの階段も含まれるので筋力アップにも役立つ。
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トレーニングには通常のコースに固執するばかりがベストとは言えない。この左脳だけで考える走り方から脱して、右脳で考えて走るランニングができるかどうかで、その集まりの質の高さと共に、ランニングの持つ深みに近付けることが出来る。 (牧元)

注)左脳:記憶力や一つことに秀でた力など練磨し発揮する源となる。
  右脳:工夫したり、別の角度から考察したり、アイデアなどをつかさどる働き。