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8月, 2016:

良いトレーニングの提供は、腕の立つ優秀な料理人に匹敵する!

 「人」それぞれに異なった性格があり、日々の流れの中にも同じ日は全く訪れない。当たり前のことだが、根岸でのRUN☆TMを運営していても、顔ぶれもその都度異なれば、集まって下さった皆さんが織り成すトレーニングの様相にも二度と同じ日は訪れない。そこに面白さもあれば、毎回学ばなければならない部分も潜んでいる。いつもそうであるように、家(磯子区洋光台)を出てクルマで根岸に向かう時に、ほんの一瞬だが不安に押しつぶされそうになっている自分に必ず出遭う。それを打ち消して、自分を鼓舞させて、集中力を高めることがまるで儀式のように毎回やってくる。その怖さが深ければ深いほど、根岸でのリードに恵みの雨のごとく降り注いでくれる。
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 余談が長くなってしまったが、8月も最後の土曜日。前日までの猛暑がやや和らいで、低い雲におおわれて、いつ降り出してもおかしくない空模様。そんな中に集まってくれたのは17人。内初参加者が3名、外国人女性も加わって、またこの日もいつもと異なった性格のトレーニングが始まった。
 トレーニングスケジュールは一応の公表は行っても、舞台に上った時に全くコピーのような内容の押し付けはできない。顔ぶれ、力量によって微妙にサジ加減も異なってくるのも、忘れてはならない主催者の手腕として捉えられる。裏を返してみると、主催者牧元は「この集まりを発展させたい!」の思いがそこにかなり強く宿っているのも確かなことなのです。
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 そうでないのならば、ただ集まって、同じ挨拶をして、同じコースで同じトレーニングをして、帰りに一杯やることだけを最大の楽しみにして解散してしまえばそれで良い。しかし、参加料500円をいただいている以上、そんな気の抜けた無責任なことは決して出来ない。なぜか皆さんは交通費やガソリン代を使い、見たところ働き盛りのど真ん中に存在する皆さんが、敢えて貴重な時間を根岸のトレーニングに充てて来て下さるのです。考えてみれば凄い出来事なのです。また「のれん」をくぐって来てほしい。一つのことに真剣に取り組んだ時、走りをプロデュースする世界も、料理人の世界も、心は一つなんだなあ・・と。
また明日から新たな一週間の始まりです。そんな中で一日ずつテンションを積み上げて、次の根岸へ向かいます。   主催者:牧元

真夏の夕方とはいえ、厳しい暑さに不参加者、途中棄権者続出のイヴニングラン。

 湿気を伴ったもの凄い猛暑の中の『横濱イヴニングラン・10Kレース』となった。
そのため、エントリーは25名あったが、参加者は20名、完走者は17名。総合1位のタイムは43分06秒。ひたすら暑さとの我慢比べとなった。
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しかし、こうした酷暑の中での10Kレースは、冬場の3倍の30Kを走るほどの意味のある完走となるということを、きちんと伝える指導者や媒体は非常に少ない。なぜならば指導者や媒体にはその経験がないからだ。
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そのために、レースが終わり、表彰の後で残っていた参加者に暑さの中のランニングの意義を話し、いかにこの日の10Kレース完走が意義も価値もあることだったかということも話す必要があった。もちろん全員を讃える気持ちも込めて。
この日、参加して完走した17人の皆さんには秋冬のレースにつながる、自分では気付かないメリットを勝ち得るという結果につながったはずだ。
また、参加しながら途中棄権した皆さんも、この猛暑の中でのランニングの経験は非常に貴重なものであったに違いない。自分の中の金メダルだと、自分自身を評価してあげて下さい。
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主催側から見ると、参加者も少なく一見盛り上がりの欠けるレースのように思えるが、参加者が収穫を得る大会や練習会の運営。これこそが市民ランナーの上に立つ者の成すべきことだと思うから、この暑さの中で参加をして下さった皆さんンからいただいた無形の収穫は、主催者自身今後も大切にしたいと思っている。

最後に、運営に協力してくれたRUN☆TMの5人の仲間には、ことのほか感謝の意を表したい。 

*なお、当日の結果は今週末には、HP上で公開予定です。 次回『横濱イヴニングラン・10Kレース』は本年度最終の第5戦。9月24日開催。『ダイヤモンドリーグ』のように、総合の表彰もあり。   牧元

見習うべきは『TMクラブ』のトレーニングに見せる意識の高さだ。

 いきなり『TMクラブ』という名が牧元の文章の中から飛び出して来て、あれっと思うかもしれないが、それは別の機会に述べることもあるかも知れない。『TMクラブ』は同じ時間帯に、同じようにこの根岸森林公園の別の場所に集合して、やはりこのグループもクロスカントリーのトレーニングをしている創設26年にもなる「老舗」の部類に属する素晴らしいランニングクラブだ。指導者も非常に優れている。
いつも同じステージでトレーニングをする間柄なので、私(牧元)も彼らの走りが目に映る。
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 そんな今日、この猛暑の中、我がRUN☆TMの参加者は今年になって初めての一けたの9名。この猛暑、加えてお盆休みの真っただ中。私も根岸森林公園に着く以前から、今日はいつもの参加者数とはちょっと違うなと予測をしていた。果たして、案の定の結果として、来て下さったのは男性5人、女性4人に留まっていた。始めから予測をしながら根岸へ向かっていたので、この参加者の激減、私には落胆もショックもなかった。
そんな中、いつものように芝生ですれ違う『TMクラブ』には何と40名の参加者になっていたとか。
 ふとこの違いは一体何なのだろうと考えていた時、その回答は目の前を徒党を組んで走り去っていく、バッファローのスタンピードのような軍団を見てる中ですぐに、われわれRUN☆TMの仲間との違いは「走りに対してのモチベーション(意識)の高さ」だと痛感した。
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真夏の炎天下は芝生の上とはいえ、人間の体温に匹敵する高さではなかっただろうか?
この団体、一人一人が夏の走り込みの中にある重要性を良く知っているから、ここに来るのだと。それは指導者の手腕もさることながら、夏のランニングにはアグレッシヴ(前向き)な各人の気持ちが一人一人に働いての結果だと見て取った。
 残念ながら、最近のRUN☆TMには真似のできることではない。なぜって?昨年の春先から集まり始めた皆さんの大半が、初心者に近い仲間だから。一面暑いから根岸には今日は行きたくない、走りたくない。私はこれも正解だと思うし『TMクラブ』のスピリットには、親戚同様の付き合いをしている現今、心から絶賛している。お互いにその集まりの持ち味を生かしながら、それぞれのインパクトあるトレーニングがそこに生じればそれで良しだと思っている。
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 この日(8月6日)我々は炎天下の長時間持続走は避け、1Kずつ走ってはリレー形式で周回してくる「レペティショントレーニング」とし、9人にとって今何が必要かを表現することを最優先に考えたトレーニングとなった。最後は炎天下の芝生は避けて(PHOTOにもある)緑の木蔭のトレイルジョグで締めくくった。 当然我が仲間も、気持ちの入った良いトレーニングをこなしていた。いいトレーニングでしたよ。
 牧元自身もレペティションに加わって走ったら、走った後にすっかりハイテンションとなり、周りを見渡したら皆さんはあきれ顔。 失礼しました、以後気を付けます。   牧元
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猛暑の中でも、根岸だから感じる爽やかさがある。

 暑い午前中の根岸森林公園。さすがに芝生上にはいつもほどの人出はなかった。こうした猛暑の時は、主催側もいつもより神経を使う。何よりも参加者の安全が第一なので、多少物足りない程度の内容に留める必要がある。
芝生上に周回1Kコースを設置。参加者14人を3つのグループに分けて、脚力のある男性のグループが一つ、次が女性を含むファンランが一つ。もうひとつは小学6年生の梨織子ちゃんは私牧元が伴走という編成。さらに2~4周で木蔭での給水、休憩を摂り、スピードを競うような走りは避けて、グループ走に徹してもらった。こうした走りでも、季節の走り易い時期の全力の持続走に匹敵する効果が夏のトレーニングの中にある。              
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 暑いからといって走らない。涼しい季節になったら走り出せばよいでは、レースシーズンでの効果は薄い。暑い中でもペースを落とし、距離をも短くしてでも継続して走るところに市民ランナーとしての結果を残せる走りが間違いなく隠されている。
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 最近感じるのは、非常に多くの人が走り、それは一つの文化として世の中に台頭するようになってきた。エントリーすら簡単にできない世の中が来るなんて、筆者牧元も盛んに大会に出ていた頃には考えもしなかったことだ。随分と時代が変わったものだと。ただ、一方ではランナーのレベルは格段に下落をしてしまった現状にも気付く。30年ほど前、磯子で「神奈川マラソン」の監察役員の責任者をやっていた時、ハーフマラソンで2時間を越えると、私たち役員はそろそろ最終ランナーとなるので、路上に並べられたカラーコーンの撤去を他の役員さんに指示していた記憶がある。ところが十数年前から、ハーフでのスタートからの2時間などというと、ゴール1K手前はもっともランナーの密度が多くなる頃。真冬のみぞれの中などはひたすら役員は辛抱を余儀なくさせられる。役員も高齢化が進んでいるので、ランナー以上に役員の健康状態が気になる最近でもある。
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「時代が変わったんだからしょうがねえだろ?」確かにそうだ。しかしこんな中で、ちょっとでも走ることに対しての「努力」をすれば、ごちゃごちゃに混んだ中のランナー群の中から、がら空きの「王道」を走れるのにといつも思う。

 夏だ!暑くて走りにくい。秋になったら走れば良い!? こういうランナーばかりだから、底辺層の拡大ばかりに拍車がかかってしまう。フルマラソンを普通に完走するのだったら、(距離が全てとは決して言いたくないが)最低月間200Kは走って欲しいと常々市民ランナーといえる層に対して思う。相模原補給廠内で行われたハーフマラソン。何千人も走っているのに待てど暮らせどトップがなかなか現れない。やっと見えてきた一般男子の優勝タイム1時間08分・・だとさ?! 底辺がこれでは日本のマラソンはオリンピックでメダルだと? 監督や指導者だけが偉そうにしていたって何の徳があろうか? リオオリンピック、マラソンの号砲を聞く前から結果は分かっているというものです。
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 今回のリポートから参加者の顔ぶれも、その都度の皆さんの了解を得ながら掲載していこうと思う。今日も「支障のある人は外れてもいいんだよ・・」と。それにしても、RUN☆TMの顔ぶれ、ずいぶん変わったよな。進化の真っただ中のRUN☆TMです。まだ「進化」の「真価」はこれからです!    牧元