リポート R☆TM Rotating Header Image

3月, 2017:

RUNの世界「一年の締めくくりは3月にあり」

 3月も終わろうとしているのに、根岸森林公園は真冬の寒さ、北風が肌を刺すように冷たかった。しかし流れる雲をみれば、それは春のもの。
この寒さが理由か分からないが、根岸のわが集まり、珍しく15名を割って12名。
 静かに陸上シーズンがレース期から、オーバーホール、そして鍛錬期へと移り変わろうとしている。おそらくこんなことを書くと「この人何を言っているんだろう?」となってしまうのが、昨今のランナー事情。
実は、ランナーの世界の本来の常識は「移行期」⇒「鍛錬期」⇒「レース期」と一年を通じて移り変わっていくのが本来の形。ところが、この図式が10年ほど前から著しく崩壊し、一年中大会に次ぐ大会に、どこが鍛錬期なのか?移行期なのか?まるでごった煮の中にランナーは放り込まれてしまっているように、目先にぶら下がる大会に夢中になってしまっている。大会をしっかりと見据えた計画的な走りをしている市民ランナーは、我がRUN☆TMヨコハマの仲間を見ていてもほんの若干名しかいない。
             ご存知、片山陽一さんのエアロビで始まる。
 こうなってしまうと、今からこの仲間に対して計画的なノウハウを伝えきることは不可能なようにも思う。逆を取れば主催者牧元が全てを受け入れて、こうした世の中の移り変わりの中で何が出来るか?難しい問題だが、これも一つの挑戦として、出来る範囲のアレンジ力を駆使し、割り切って出来る範囲のアイデアをもって提供を繰り返すしかないと思っている。
「昔はああだった、こうだった」と名残惜し気に過去のことを吹聴しても、今となっては過去の武勇伝であり、痩せ犬の遠吠え・・遅れて来た月光仮面・・でしかない。
それよりも「相手がこう出て来たな?」「よし!それに対してはこういう策でリニューアルさせて提供してみよう!」・・この方がよっぽど現代RUNの世界に楽しく臨むことができる。
         
         
私RUN☆TMヨコハマの牧元は、周囲の皆さんには分からないだろうが、根岸の土曜日の集まりに、わざわざ電車賃やガソリン代を使って、また貴重な時間を割いて来て下さる仲間を、こよなく大切にする者です。
一週間も日曜日から始まって、水…木…金…と土曜が近付くにつれ、何だか気持ちが落ち着かなくなる。それがまた嬉しさを伴っているんですね。

 最後になりますが、本日のトレーニングはロード外側の木立のトレイルを主体として、約4分の1は芝生にした一周ジャスト1.7キロの走り易いコースでの1時間走。
           
桜のつぼみはまだ硬いまま(写真)、しかし、菜の花は咲き乱れ、水仙も咲き、芝生も色付き、根岸の一番良い時期を迎えようとしています。
まあ、あと一週間先には桜も咲くでしょう。4月1日(土)は、桜が咲こうが咲くまいが、仲間と一緒に「お花見をします!」とびっきり楽しい一日にしましょう。ただ、その前にトレーニングはちゃんとやりますよ!  牧元
                         

カラーコーンに手足が生え、応援もしてくれる!? なんだそりゃ?

 RUN☆TMヨコハマ独自の運営の中で、毎年4回春夏秋冬に行っている『根岸の風クロスカントリー大会』が今年も始まった。
大会に続く大会の中での市民ランナーの世界。3月も下旬が近付く今、もうランナーは大会そのものに食傷気味なのか?疲れ切ってしまっているのか?仲間内での楽しい集まりのはずのこの大会も、例年3月の初戦は集まりが極めて悪い。今回は男子8名、女子3名、計11人のリーグ戦初戦となった。
                                     
 しかし、ここに面白いことが起こった。話は少し遡るが、公園を使用する団体に対する行政(環境創造局)の規制が厳しさが増し加わる最近。今まで芝生上に設置することが出来ていたカラーコーンやマーカー類は全面禁止。このお達しには、芝生を使いオリジナルのコースをその都度設置するのに、目印をどのようにして表して、ランナーを誘導したらいいのか悩みの種を負ってしまう形となった。しかし「何とかしなければ・・」の思いを強く持つとそこに思わぬ発想が浮かび上がるもの。
        
 それは、コーンの芝生上への設置がダメならば、そこに人にいてもらえばよい。「そうだ!助けてくれる仲間に赤いTシャツをウエアの上から着てもらい『人間カラーコーン』だ!」Tシャツプリントを本業にしている主催者は安価の仕入れ値でシャツを入荷し、そしてプリント。早速大会役員に名乗りを上げてくれていた6名に会場で渡した。この6名はよく私のイベントに協力をしてくれる仲間。常にありがたい存在であり続ける人たち。
 この『人間カラーコーン』は選手に声を出して応援もするし、写真も撮ってくれる。一般の公園使用者の動きも見ていて、トラブルの回避にも一役買ってしまう。おまけに大会終了後の撤収も自ら移動させて元の場所に戻ってくる。公園の管理者には設置前にメリットを報告した。もちろん公園の使用方法までにも気を配っているこの行為には行政も快く受け入れてくれた。
       
 今回は大会のリポートに上記のことが優先するコメントとなってしまったが、一周2Kを巡るこのコースは折返しや急坂も多く含まれる難コース。今までは常に2、3人は「迷子」になってしまう。そしてリタイア。それが今回は『人間カラーコーン』のおかげで、大きく道を間違えるランナーがなかったのも、大きな収穫。また一歩前進をすることができたのも、心優しい参加者と役員さんのおかげ。大勢集めるばかりが会運営の成功かというと、そうではないように最近は思うようになってきた。今日は今日の参加者11人で十分であった。要するに参加者数も含めて、結果は努力するものに必ず後から追いかけてくる。主催者牧元も今目指すことは”数”ではなく、内容の充実なのです。
        
いいお天気、楽しい土曜の午前中。おまけに午前9時~10時はこの公園が一番ガラ空き状態。そこで存分に走れた。芝生も芽吹き始めたし、もうすぐお花見の頃。皆と共に車座になってのお花見。どんなに楽しいだろうか? 牧元
 

おとなのオトコが10人かかってもかなわなかった、小5の女の子!

 今日(3月11日)ちょっといつもと様子が変わったトレーニングとなった。
いつもなら参加者の半数を確実に女性が占めるところ、明日の「名古屋女子マラソン」や「はなもも・・」に出るいつもの顔ぶれが多く、根岸に来たおとなの女性は0!
そんな中にひょっこりと現れたお母さんに連れられて現れた女の子。名を愛梨ちゃんという。
小さくて大丈夫か・・?とお母さんに電話をして、一人だけ遅れるのを面倒見るのは避けたいと確かめたほどだった。
             
 ところが開けてびっくり何とやら・・? 始めの2Kのビルドアップから、大の男の大人に混じって、2番手で戻ってきてしまった。
そして、本練の「リディア―ドのヒルトレーニング」での下り坂のヒルストライディングでは、大の大人が誰も付いていけない、とてつもないスピード豊かな走りを見せてくれた。
               
 こういう年代から、私が理想としていることは、農業でいうならば有機栽培的なランナーの育て方とでも言うのでしょうか? つまり学校での部活とか、ジュニアを専門として育てているマラソン教室で育成するのではなく、大人の走れるランナーの中に混ぜて、大人を負かせながら脚力も身体能力全体も育成していく方法だ。この方法はかれこれ40年以上も前から私は考え付いていた。
 かつて洋光台で小学生を50名ほど育成し、中には高校生になってから青梅マラソンの高校10Kの部で、上位独占の思惑で乗り込んで来ていた、高校駅伝で有名な埼玉栄高校の一角を破り2位(31分台)に。ほかにも某大学の陸上部にそのまま直結させてしまったランナーも育成したことがある。
これもこの有機栽培の如く、大人の中で量や質は事細かく現場で私がコントロールしながら、面白い結果を生み出したことが、今一度再び今蘇ろうとしている。なにかゾクゾクするものを再び感じている。
今、今日の愛梨ちゃんばかりでなく、中一の女子3名、小6の女子2名。埼玉からお父さんとやって来る中3の男子など。徐々にジュニア指導の形が見え始めているのがRUN☆TMヨコハマの現況です。
            
 自分自身の走りばかりではなく、周囲のRUNの世界をアレンジした時、何だか再び面白いことに出っくわしそうな気がしてならない最近です。
 自らの走りがたそがれ期に達した今、自らの記録に固執する同年代の方々のことを批判はしない。それはそれで大変尊敬に値することですし、立派な生き方だと思う。ただ角度を変えてRUNの世界を眺めた時、自分自身の走り以外にも見えてくることが沢山ある。それがまた格別に面白くも興味ある物にもしている。もうこの世界からは抜けられませんね。でも自らの走りは止めてはいけないとも。ふと思います。草原の野生動物の如く、走りを止めた時には、その先のこの私には生きるという道のりはないとさえ。  牧元

NETだけの情報でRUN☆TMヨコハマを評価しないでほしい。

 NET社会を批判しているわけではない。しかし昨今のRUNの世界全般を覗いてみると、大会のエントリーの仕方から、クラブ組織による走る人の集め方まで、何か非常に浅薄なものを感じる。つまりNETの扱い方を抜け目なくすばしこくこなしてしまったもの勝ち。しかし私は世の中の流れの中で、様相が目まぐるしく変化することに対しての批判を述べようとしているのではない。ある一面ではこれがあるから、仕事にも、RUNでの仲間集めにも恩恵を様々な形で今まで受けてきた。むしろこれがなかったら、自分自身野垂れ死にしていたのではないかと思うことも多々ある。

 言いたいことのこのRUNの世界の中で感じることは、あまりにも表面だけを覗くだけで、事の事実を深く探ろうともしない世の流れそのものだ。こうしてRUN☆TMヨコハマを運営する中にも、最近度々見られる。一度来ただけで、一事が万事のつもりか? さらにそこからもう一歩踏み込んで事の事実を探ろうとしない参加者が、ずいぶん増えてきているということを。
                  

 それは「RUN☆TMヨコハマ」のやっていることや、主催する本人に欠陥があるからだと言われてしまえばそれまでのこと。
しかし、それ以前に人々が熱くない!冷め切った人々の姿が垣間見れるような気がしてならない。情報過多の時代によく起こる現象がRUNの世界にも蔓延しつつあるのでは?と最近思い始めている。
 ところが、こんな世の中にあっても、今RUN☆TMの集まりそのものがしっかりと地に根を張り巡らせようとしている。その証拠に参加者数の安定度が、このところ例年になく際立った定着と安定度を示し始めていること。そして覗きに来る初参加者の中にも、レピーターが増えてきているということがその証拠。ほとんどが40代~50代の皆さん。さすがに物を見る目がちゃんとできている年齢層だ。主催者自身がそろそろ高齢の仲間入りの中で、世の中のことが良く分かり始めた40~50代の方に出会うと、なにやらホッとするのです。
             
 もうここまで16歳から始まって55年以上もRUNの世界に居続けると、ちゃんとRUNのことだけに限らず、世界のことが分かった人たちと付き合いたいものだ。しかし一面では、こんな集まりの中にも、20~30代の若者や中学生がいたりする。何だか懸命になって走っている姿が、輝くような光彩を放っている。フォームも若駒が跳ねるがごとく!極めて絵になる姿だ。これも凄くいいものです。

*3月4日(土)根岸森林公園の集まりは15人。その3分の2の10名が女性。
大昔から、女性が主体となって動いている組織に間違いはないという。リーダー牧元は男だが、しっかりとこの集まりをあらゆる角度から支えていてくれるのは女性あってのもの。ひたすら感謝あるのみ。
土曜日の集まりの内容は『ファルトレク走』数人ずつ組になって、芝生~ロード~外周トレイルを走り廻ってくるもの。前週と同じ内容にさらにグレードアップすることが狙いだった。
            
——————————————————————————————————————————
*3月5日(日)洋光台2Kコース2時間走り込みの会。
                   
                            
前日の根岸に行く前までは、5日(日)の参加者はNETで知ったという、比較的近くに住む女性が一人いただけ。ところが根岸から帰ると次々に仲間内からメールが飛び込んで来て、翌朝3月5日には9名にまで。
やっぱりRUN☆TMヨコハマの仲間は心に熱いものがあるのです。終わってからのカレーパーティにも5人が残ってくれて、おまけに女性たちはお皿まで洗ってくれて帰っていきました。何だか早朝からの準備の苦労も忘れ急に「良い日」になりました。 牧元