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1月, 2019:

冷たい北風の中で、僅かに感じる光の強さと春の予感。

 この見出しタイトルにあるフレーズを、そのまま自然現象だけを捉える言葉と捉えるのも良し、またRUN☆TMの組織を表わしている抽象的表現と思うも良し。文章とは様々な捉え方がある。それはそれで良いのでは?
この日(1月26日)は一年の内でも最も寒い大寒の只中。実はこの寒さ、7人も集まるとは思わなかった。それも参加者の6人までが最近参加し始めて下さった方々ばかり。当然主催者牧元も頭の中を昨年までの従来型から、この日のメンバー用への切替が必要。それはそのまま各自のレース出場やレベルアップに前向きにつなげようとしている。この日ばかりに限らず、最近のRUN☆TMのスタイルには、この傾向が昨年までとは違った形として強く出始めている。

 振り返ってみると、主催者牧元のキャリアは今年で56年になる。つまり私の走り始めは前の『東京オリンピック』の3年前まで遡る。当然走る世界は『競走』そのもの。『健康のために走る』などという言葉はさらに10年以上も後になってから耳にし始めた言葉。走りながら人と話すなんてことはもってのほかの時代だった。
そんな牧元がリードをするRUN☆TM。やはり自らの気持ちに深く根を下ろした走りに対しての気持ちが、時々顔を表してしまうこともある。しかしそれは自らを反省する気持ちからの言葉ではない。むしろ最近のように「走る人」は雨後の筍のように増えたが、逆に私の目から見て「ランナー」の数がむしろ10年~20年前よりも大幅に減少している。しかし私はその現実は軽んじたり、馬鹿にしたりしているのではない。あくまでも現実は現実として受け止めて、そして自らの気持ちの中でよく咀嚼(そしゃく=噛むこと)をして、私の周りに現実に来て下さった皆さんに対してお応えしようといつも思っている。
                            
 1月26日のトレーニングメニューは、『ヤッソ800インターバル』。数年前にアメリカのランナー専門誌『ランナーズワールド』の編集委員バート・ヤッソ氏が発案したトレーニング。アメリカのランナーの間で大ブレイク!
 400mフラットコース(大半がトラック)などを使用。まず2周の800mをレースペースの各自設定ラップで。次の半分の400mは800mを走ったのと同じラップをジョグでつなぎ、さらに800m~400mと交互に自分ペースを保ちながらペース走~ジョグ~ペース走・・と走りを続ける。そしてトップが10セット終わった段階で、全体も途中だが終了するというもの。
負荷は速い人も遅い人も走っている時間は一緒になる。つまりトップのランナーも一番遅かったランナーも、個人個人のかかる負荷は均一となる。このトレーニングはレベルに関係なく同じステージで、一緒に楽しめることも利点だ。
                   
今日のヤッソ800もリディア―ドのヒルトレーニングも、さらに前週のようなトレイルや芝生や階段を取り入れながらのコラボランなど、ただロードばかりを走るトレーニングとは異なった、体幹を強化しながらのトレーニングを毎週展開しています。ロードで距離走を重点に走り込むことを決して否定はしませんが、ロード走を効果的に導く必要から是非芝生や木立などを走る根岸森林公園のRUN☆TMをもっともっと利用して下さい。そうすればあなたも必ず『ランナー』と呼べる存在に到達できるはず。  牧元

一大発見!4種類ミックスの新トレーニング。

 思わぬ所からちょっとした発想の元に、新手のトレーニング法にたどりついた。
あきらかに今後のRUN☆TMの根岸トレを一変させるに等しい画期的な発見だったように思う。
詳しく話す前に、我々が毎週使わせてもらっている根岸森林公園には、走る上でも多様性を含んだ公園。ロード周回を始めとして、起伏の激しい広大な芝生。ロードの外側は鬱蒼とした木立の森が囲む。その距離は約1.6K(マイルの森)と称している。さらに最近、きちんと計測した一周1Kの周回コースをも設定。それもなだらかな起伏の中に急斜面の登りを一か所組み入れ、コースにメリハリを付けることにも成功。

さらにこの公園の特性を考える時『階段走』をないがしろにするわけにはいかない。公園の北側にもう一つ通称『ローラー公園』と地元山元町の子供たちが呼んでいる円形の公園がある。そこには1886年に建設された旧競馬場の観覧席がある。(かつて昭和天皇も競馬観戦に訪れている。)ここから眺める富士山は逸品、ランドマークタワーも意外に近くに見える。前置きが長くなりましたが、この観覧席の裏は急な下り坂。その先には傾斜のキツい長い上り階段が始まる。この階段をRUN☆TMがないがしろにするわけにはいかない。この周回コースも集合場所からの計測では一巡り1.4K。
ロード~外周トレイル~芝1キロ~階段コースを一巡りして約5.5K。

 これだけのコースを巡ってくると、距離を走るだけで満足してしまっている一般市民ランナーには、とうてい想像も出来ないほどのトレーニング効果がもたらされる。
以前から、私たちはこの4種類のトレーニング方法をそれぞれ毎週独立した形で、トレーニングのテーマ作りにしてしまっていたが、ある日ふと3つ、4つの異なったトレーニングを連携させてしまうのも効果的ではないかと思いついた。しかし、それだけでは発案者の思い付きだけで終始してしまうので、本日思い切り、異なったトレーニングをミックスさせ、走後の参加者の反応を伺ってみた。その反応たるや、こんなにまで皆さんが受け入れてくれていたとは思わないほどの反応が得られた。まさにそれは新トレーニング法の新たなる発見だったのではないかとさえ思えた。
どうやらこの発見は画期的で、しかもこれから参加してくるランナーにも必ず受け入れてもらえる手応えと共に、ランニングトレーニングの単純性を打破する手応えすら感じた反応だったとも受け止めている。

 また、レース出場ばかりを続ける中で、肝心な走力の向上が一向に進んでいない現状の市民ランナーにとっては、時には根岸に来て、一度そのランニング概念を根底から見直す場として役に立てたら嬉しいと思っている。
しかし、私たちもこの日この一回だけのトレーニングに慢心するのではなく、この独自性にさらに磨きをかけて、オリジナル性を確実にする道のりが今後に残されていることも悟った一日だった。
さらに嬉しかったことは、今日参加してくれた仲間8人にトレーニングの満足感を与えることに成功したことを、まず本日の大きな歓びにしたい。