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明るくて、しかも静かな人々。

 一人一人の性格や、それが作り出すグループの雰囲気なども、それぞれ異なるのは当然。
 自慢ではないが、私はRUN☆TMに、そして土曜日の集まりに来てくれているこの方々が作り出す、この柔らかな品のある集まりが好きだ。
 誰かのことを批判したり、悪く言っている話を彼らから一度も耳にしたことがない。
 また、花見や食事などをしても、マイナーな会話などを一度も耳にしたことがない。そしてカラオケ三昧ではないのがまた気に入っている。みんな非常に穏やかで、とっても人間の質を感じるいい人たちの集団だと思っている。
              

 私自身、57年に亘るRUNキャリアの中で、過去に3つものRUN組織のリードを取って、いろいろな人と出会ったが、今ほど穏やかな集団はない時代でもあった。
 若い頃の私は、たえず「男が外に出れば百人の敵あり」を絵に描いたような、たえず敵対する相手が、走っている最中でなくてもあちこちに存在していた。しかしその方々が後になって自分の反面教師になってくれて、いろいろな教えがそこにあったことに気が付き、今になって感謝をしたりしている。
                 

 RUN☆TMの根岸トレーニングに集まって来ている皆さんと私とは、年齢が離れていることもあるのだろうが、見ればその人間が今どういう環境に置かれているのか、どういう人なのか一目して解る年齢にこの私も達している。
最近たまたまあるグループと接触を頻繁に持つようになり、そこに存在するランナーがRUN☆TMとはまるで正反対な、やたら元気の良すぎる集まり。RUN☆TMに対してどんどんイニシャティヴを持ち込んで来る。
 そこにはまた、その対応の難しさを感じると共に、駆け引きの面白さも感じることも。加えて、改めて大変勉強もさせられている。
                    

 対極があるから、初めてRUN☆TMとはどういう性格の集まりであることも知って、あらためてその元気な集まりから「クラブとは?」「組織の本当の姿とは?」「若いリーダーが教えてくれるものとは?」と、学ぶことは多い。 私も決して逃げることなく、あくまでも対等に向かい、かつその勢いに押されっぱなしにならないやり取りをしている。また相手はこう出てくるだろうという、次の一手を考えながら進むのも、今までの私にはなかった・・こうした別の一面が自らに発生しているのも新たな経験だ。こう考えると何だかこれからの人生が面白くなりつつあるのを感じている。同時にまだまだ自分は成長途上の、力のない存在であることも。
                     

 この日の根岸。明日の東京マラソンのためか。LSDといって2時間をゆっくり走るために、スタートを早めたためか、集まりは10名と少なかった。
明日は『東京マラソン』 これに出られる仲間は少なかったが、応援にこの仲間のために出掛ける仲間が多いと聞く。そんな仲間も今日は来ない人たちが多かった。
最近60人以上いる仲間が、みんながとても仲良くやっている。仲間そのものも上手く回転している。これもクラブ主催者として嬉しいこと。      牧元

もしかしてトレーニング内容の定着化が参加者増?

 根岸トレーニングを始めて、この秋で10年が経つ。この間芝生トレーニングをメインに、さまざまな動きを試みてきたが、全て大盛会だったとは言えなかった。
参加者は正直だ。嫌なものは避け、美味しいものにだけ飛びつくのは、野生の動物も人間も、そして参加料500円を払って参加してくれるランナーも一緒。
根岸のトレーニングでも、「このトレーニング内容ならば、誰もが参加してくるだろう。」の思いが見事に空振りなんてこと、始終当然のように起こっていた。
かと思うと、意外に平凡で得るところのない内容のトレーニングに大勢の参加者が反応してくれたり、前回大勢来た内容だからともう一度用いてみると今度は見事肩すかしを食らったり。
この10年間はこうしたことの連続だった。雨模様だったり、あまりの猛暑や寒冷による影響もその原因の一つのことも。
    
 ところが、昨年あたりから、この当たり外れの山がそれほど大きくなくなってきて、最近はどのような内容にしろ、15人前後が参加してくれるようになってきている。参加者数が安定してくると主催側もトレーニングメニューを立て易くなってくるし、何よりもプログラムを立てる時、同時に夢も拡がって来るのを感じる。それはすなわち物事の好循環を生み出すのは当然のことにつながる。
     
 今日のトレーニング内容は「ヤッソ800インターバル・・?」しかし「なにそれ?」なんて言い出す参加者は誰もいない。
説明したとおりに走って、要するにそれが心地の良い走りに繋がれば、それで良いのだから。その心地良く走ったということは、苦しいばかりの走りから快適なランニングへと連動していく。
根岸で快適なRUNを覚えると、少々遠くから来ようがそんなの関係ない。今日も千葉県の鎌ヶ谷市から・・・、大山の麓の伊勢原市から・・・、いったい根岸には何がある?それは本人のみが知ることなのですね。
       
 主催するこちらも、マンネリを避けるために、参加者が想像しているコースや内容に、毎回多少の変化を加えて提示するよう心掛けている。
今日は今までの起伏あるコースでのヤッソ800ではなく、全面芝のほぼ平坦の400mコースを設定。スピードの出しやすいコースに。参加者は15人。みんなで走るには多過ぎず、少なすぎずといったところで充実したトレーニングとなった。
                        
 実は何事もうまくいくことのその裏には必ず協力者や立役者が存在するもの。今日は仲間の女性が今日の練習会だけのためにサポートを名乗り出てくれて、赤い目立つシャツを着てコース役員になってくれた。
また今日も楽しい練習会にしてくれた仲間15人に感謝なのです。   牧元、

確実に「今年のRUN☆TMは良い方向に向かっている!」ヒルトレーニングで実感!

 集合場所の根岸森林公園、一番の低地、時計塔下の芝生の広場。冬場は後ろ側の桜山が北風を遮り、陽だまりポカポカ・・実に心地良い場所だ。
今日のトレーニングメニューは『リディア―ドのヒルトレーニング』野性味が内容に加味されていることから、女性よりも男性の、それも若手に人気があるようだ。理由は連続ジャンプであったり、急坂の腿上げ走、自分のMAX以上の速さで駆け下る芝生走。しかも一つの試技が終わると、次の動作までジョグでつなぐために、再び全員で次の試技に入ことができる。中にはサブスリークラスの男性もいれば、今日初参加のビギナーさんも混じったり。
不思議なもので、みんながまちまちなレベルなのに、一緒になってこの苦しいトレーニングを共有できてしまう。アーサー・リディア―ドとは、なんとユニークで効果的な凄いトレーニング法を開発したものだと改めて思う。
               
                          

 今、我が仲間のことを自慢できるのは、速く走れるかどうかの論理ではなく、いかに伸びやかでしかも効率の良い走りができているか?を優先視している。
ひいき目に我が仲間を見るからだろうか?走る姿勢も猫背、へっぴり腰、チョボチョボ走り・・は誰一人としていないのがRUN☆TMの自慢。これは私のリードを自慢しているのではない!そのはるか以前に偉大なアーサー・リディア―ドというニュージーランドの名コーチが存在していたから・・それ以外に言及するべきではないと思っています。
                    

 1964年の東京オリンピックでは、リディア―ドの門下生ピーター・スネル、マレー・ハルバーグ、バリー・マギーなどの名選手による1500m~5000mなどの上位メダルを独占に国立競技場と世界中が湧き上がっていた。
リディア―ドの門下生と言えば、速い、素質にあふれた選手を国内からスカウトしてきて鍛えたのではない。リディア―ドの同じ村だか町だかに住む、近所の走り好きの少年にニュージーランドの大自然を背景にして行ったトレーニングの結果がこの大ブレイクに繋がったのだ。余談ですがこのニュースを当時19歳だったこの文章の筆者牧元も、東京オリンピックでのエチオピアのアベベの快走と共にリディア―ド門下生の快挙に「スゲーッ!!・・・」後は言葉が出ませんでした。
                       

 どこでどうして、リディア―ドのトレーニングの詳細を覚えたか?はまた別の機会にお話ししましょう。一つだけ伝えますが、私がリディア―ドトレーニングを知ったのは、友人の女性ジャーナリストで当時一流のマラソンランナーであった小松美冬さんが、ニュージーランドのリディア―ドの元から帰ったばかりの時に、著書『リディア―ドのランニングバイブル』の発刊に協力してほしいとの要請から、小松さんが根岸森林公園で我々仲間に本物のヒルトレーニングを教えて下さったというのが、本日の根岸でのRUN☆TMの『ヒルトレーニング』の源となっています。ですからいつもこのトレーニングを牧元自らリードを取る中で「本物のリディア―ドトレーニングを伝えられるのは、少なくとも市民ランナーの指導者の中ではどこにもオレはヒケを取らない。」と思い続けています。
                                         

 しかし、一流アスリートのトレーニング内容を、一般の市民ランナーにそのまま伝えるのには、それなりのアレンジも研究も必要だと、いつも謙虚にこのトレーニングを捉えています。
「走りに来て下さい!本物のヒルトレーニングをお伝えしますので。」*一か月に一度は根岸森林公園でこのトレーニングを実施しています。 皆さんを歓迎します。     牧元
           

テンケー(10K)にTMクラブも加わり新時代へ。

 もしかしたら、我々RUN☆TMにとって、今日の出来事は今後を占うことになるのかもしれない。
いつもRUN☆TMが根岸森林公園で行っている時間帯と同じくして、別の一角でも同じように芝生トレーニングをメインにしている「TMクラブ」が存在している。
元々は筆者牧元が30年前に創設した「TMクラブ」でしたが、牧元の一身上の都合から身を引き、時を経て今から10年前に興したのが現在の「RUN☆TM」。
             
 組織というものは、一度身を引くとその後状況が変わったからといって、元のサヤにというわけにはいかないのが、日本の「組織」の性格。たかがランニングクラブとはいえ、例外ではなかったことを当時の私は察知して、私は10年近く土曜日の根岸には全く顔を出さなかった。
                
 そんなある時、私自身の富士登山競走の40回にも及ぶ連続出場の経験から、これだけはそのまま自分の手のひらに握りつぶしてはいけないと、セミナーを根岸森林公園で開催したところ、レース後参加者数人から「是非そのまま根岸で指導を続けてほしい。」の声。牧元自身は、かつて受けた多少なりともの不快な出来事から、この勧めを断ったが、執拗な要請で今のRUN☆TMの原型を築くこととなって、再び根岸森林公園の芝生へ。
それでも、同じ時間帯にトレーニングをするTMクラブとRUN☆TM。私としても親しく近づくことはできないまま、さらに10年が。
              
 最近になって、TMクラブはリーダーが交代し、若手2名による巨頭体制が敷かれた。この2名は以前から事あるごとに私を誘ってくれて、トレーニング後の野毛や、合宿、花見に声をかけてくれていた。
そして、さらに前リーダーの退陣から、クラブ間合同の花見の案も持ち出してくれていた。
 事実、まだ「ハイそうですか」と受け入れられないのが我が心。そんな矢先、RUN☆TM主催の本日の10K記録会に、TMクラブの2名が新リーダーの勧めで参加してくれた。正直言って嬉しかった!と同時にまだ閉ざしたままになっている我が心の持ちようが、少しずつ絡まった糸がほぐされていくような思いも感じた今日であった。
               
 それにしても、何でも受け入れて、明るく振る舞ってくれるRUN☆TMの仲間の支えが、ありがたく感じられた今日でもあった。
何事も細工せず、流れゆく川の如く、吹く風の如くの心境で進むのも、あながち悪いものではないな・・と。 「ラクに行こうよマキモトサン・・」てことかネ?
                               

雪の残る根岸森林公園、マイナス気温の中で。

気象庁の発表では、横浜もマイナス2~3°になるという。
5、6人も来ていれば上々だと思いながら根岸へ。ところがこうした覚悟を決めて家を出てくると、大きく期待以上の結果を得ることが多い。13人も来てくれた。
こういう結果を主催者はただラッキーだったとやり過ごすのはいけない。懸命になって根岸を目指して、やって来てくれた仲間への感謝から今朝のトレーニングは始まった。
今日は「LSD」。ゆっくりと時間をかけて走ることが目標のトレーニング。ゆっくりと走ることでエネルギーの燃焼効率を高め、フルマラソンなどの長丁場にとりわけ効力を発揮する。
          
ただし、ゆっくりと長くといっても、周囲の仲間といつまでも喋りっぱなしになり、身体に走りが及ぼす変化を気にも留めようとしない走りは、いくらみんなで長く走ってもLSDとは言えない。
私の直接の師匠、故佐々木功監督は、身体の変化を如実に捉える言葉として「自分の身体の中に、もう一つの目を持つように。」とよくおっしゃっていた。
             
              今日の参加者に対して私はこれから走ろうとする仲間に対して、この2時間という長丁場を3とおりの時間帯にアレンジし分断してみた。
つまり、始めの40分はリーダーを一人立て全員で。仲間と大勢で走る楽しさから、話し声がいつまでたっても収まらない。この辺はあまりしゃべり過ぎないようにと注意。
つまり、話に夢中になるあまり、身体に起こる変化をとらえにくくなるからだ。
               
                
第2ステップはこの13人のグループを2班に分断。元々がキロ7分以上かけて走るこの動作に、AグループもBグループもない。ただ6人のグループと7人のそれとに分けただけ。これも40分。
最後の40分は、そこまでの1時間20分から、個人で走る40分という形をたどった。
さすがに何人かに疲労の様子が見え始めた。これはいかに一人で走るということが、自分との対話になっているかという証拠。
あわせてグループで走ることと、個人で走ることの違いも、実はこの日の一連の流れの中から知って欲しかったというのが主催者の狙いでもあった。
    
終わってからが楽しかったね。一人一人からこの日のLSDをこなし得た嬉しさも。みんないい顔していました。    まきもと

根岸森林公園RUNトレ、三つの使い方。

 12月に入ってから、まともなトレーニングができる土曜日が戻って来た。参加者は12名とやや少なめ。
冬場はヒルトレーニングやインターバル系のトレーニングから、もっぱらじっくりと時間と距離を走るトレーニングをメインに展開している。

 というのも、参加者の本当に望んでいるトレーニングとは、いったいどういう種類のものなのか?
ここまで延べにして30年間ランニングトレーニングの陣頭指揮を扱ってきたが、ランナーが本当に必要としているトレーニングとは?ここに来て考えることが多くなった。
それはただ距離だけを走るトレーニングが良いとは思わない一面、はたして5Kを30分で走るのがやっとのランナーにインターバル走なのか?
市民ランナーの幅がエリートクラスと比べると、トレーニング方法も一律でないものを提供する必要を感じる。
それは当然、その日の偶然に集まったランナーの顔ぶれで、内容を微調整しなければならないアレンジ力も指導者に要求される。
        
 そこで、今年の秋以降は根岸トレーニングに参加される皆さんには、あまり変化に富んだ内容のトレーニングを強要するのではなく、走りの原点である持続走を中心に展開している。
しかし、毎週のように同じコースを前の週と同じ展開で提示するのではなく、芝生の利点を生かしたコース取りや、周回距離の変化。例えば前の週が1Kコースを走ったら、今週は2Kコースにしてみたり
あるいは、本日のように周回ロードコースの外側の完全土道の周回トレイルランにしてみたり。
こういう走りの捉え方の中に、持続走のバリエーションを増やすという必要が実現できると、決して持続走はマンネリな走り方ではなくなってくる。
むしろ持続走には捉えようによっては、非常に深みのあるトレーニングに化してしまう。要は工夫であることも痛切に感じる。

 今日はそのトレイル周回を採ってみた。トップの二人はサブスリークラスと、伸び盛りの19歳女子。影のように木立をすり抜けていく姿に人間の原点「野生」が存在する一面もかいま見た。
 持続走もこうした捉え方をすると、決して単調なものではない。単調にしてしまっているのはそこにアレンジ力を加えていないからだとも思う。   まきもと

こういう珍しい日も・・・?

 何だか目を疑いたくなるような、夢の中のような感覚が参加者を待っている私の前に・・・。5年ぐらい前に盛んに来ていて、今は殆ど来なくなった人たちが芝生の向こうから次々とこっちを目指して歩いてくる。いったい「何が起こったんだ!?」
今日から、今までの集合ステージが寒くなって来たので、時計塔とベンチのある木陰から、ポカポカと陽が当たり北風も遮る陽だまりの場所へ。もう季節は一足飛びに『冬』。
一年に三度、季節の変化に応じて暖を求めたり、涼しさを求めたり、集合場所が変わるたびに「ああ、もうこんな季節なんだな・・」を繰り返してきた。そんなRUN☆TMも来年は10周年。
              
 しかし感傷に浸っている場合ではない。ランニングの世界の移り変わりもめまぐるしく変化をしている昨今でもある。そしてたえず新しい動きからは目を話すことができない。かといって新しい動きが必ずしもベストだとは言い切れないのが現在の、そして現実のRUNの世界。
 まるで暖流と寒流が入り混じる、海の世界を見ているような気のする最近のRUNの世界。そこにはITの世界がRUNの世界に台頭してきていることに大きな原因がある。それを悪者扱いにするつもりはないが、乱立する各種メーカーの戦禍の中に丸ごと鵜呑みにされつつあるランナーが見え隠れする。「どこに行ったらよいのかまるで行き先が見当つかない。」
 ランニングの集合体にしても、ただみんながそっち向いて走るから同じ方向に向かって進むだけ、そこにはコンセプトも何にも感じない。彼らはジンベイザメなどの大きな魚のパカーっとあいた口に吸い込まれていく、オキアミの群れなのか? いやランナーはそうあってはならない。

 本当に走ることを愛する純粋なランナーに対して、それを食い物にしようとする組織が膨れ上がりつつあるのが現状。それはやがて大きな組織同士が、おのおのの戦略を展開する戦国時代へと移っていく。そこには「純粋に走ることが好き」なんてことは単なるたわ言に過ぎないRUNの世界が、もうその戦国時代は既にやって来てしまっている。
                  
 この時代がどう変わっていくのか?ランナーはどこに行くのか?こうした戦略に踊らされず私は冷静に行き先を見て行こうと思っている。
そんな中で、根岸のRUN☆TMに来て下さる走る皆さんに対しては、私の拙い、かつ希薄な知力と行動力を駆使して、できるだけ本物のランニングを純粋に伝えて行こうといつも思っています。
私牧元が年齢を重なる中で、一番気を付けていることは旧態依然を押し付けたり、マンネリの一途的な思いだけで根岸に来て下さったランナーを扱ってはいけないということ。主催者自身の私も人一倍の向学心が必要だと思っている。
脚力は衰えようとも、この前を向いて進む気持ちが失せた時には、そっと根岸を去ろうと思っています。
                 
 その前に冷静に世に台頭し始めてきている「ジンベイザメ」の行き先を見据え、気付いたことを根岸のRUN☆TMの仲間にトレーニングを提供しながら伝えるのも、私の重要な務めだと思っている。
 ひょっとすると、この私はジンベイザメやサメの腹にくっついているコバンザメ? まあ、何とでも言っておくれ !? 
 
 今日の根岸は10マイルのクロカン持続走。参加者は15名と上々。懐かしい仲間のオンパレード。楽しい土曜日でした。   なんだ!?これじゃあ今日の根岸リポートになっていないじゃあないか? すみません。 牧元

晩秋なのに春の風?

 土曜日の度に雨が降ったり、雨の予報のために根岸トレを中止をしてしまったり、こんな状態がここ2カ月間で2度しか根岸トレを開催できない原因になっていた。
確かにその日の雨の降りだしが遅く「開催できたのに?」かもしれなかったと思える日もあった。しかし、主催する側はまず参加者が冷たい雨に当たって、健康を害さないか?それが一番気になるところ。
 参加者個々の普段の生活や仕事に差し障りがあったりしたらと思うと、土曜日に皆さんを家庭や組織からお預かりする側であるRUN☆TMにとっては、たとえ通常の参加者に一部に不満が出ようが、まず個々の置かれている背景というものを考えるのも、根岸トレーニングの一部ではないかと思っている。
               
 2週間も間を開けての久々の根岸には10人の参加者。十分な数である。今はまさに各地で開催されるフルマラソンやハーフなどを中心としたレースシーズン真っただ中、二ケタの参加者があれば上々だった。
こうした中で珍しい展開も。
 RUN☆TMに10月以降加わってくれている鶴見大学の女子大生Mさん。「大学には陸上部はあっても長距離を走る学生がいない」と門をたたいて来た。9月のイヴニングラン10Kで42分を出した伸び盛り。ここにこの日は中2ながら5Kを21分で走ってしまっている平塚の〇〇ちゃん。この二人が顔を合わせたものだから、始めから大人を無視のトップ引き。
 この日のメニューは全芝1Kコースでの周回持続走90分。主催者の牧元としては、まだ身体の出来上がっていない中2を大人と一緒のメニューで走らせるわけにはいかない。そこで中2には3周3Kを走ってはMさんが次の1周を走ってくるまで休養。そして再び並走、つまりレペティション形式を採る形にした。
            
            
 それにしても、これからのRUN☆TMに夢を持たせてくれるような、二人の登場。
主催の牧元は前々から、ジュニアを育てたい!という強い思いを持っていた。RUN☆TMにはこの集まりを開始し始めてから今日までの9年間、ジュニアはほとんど定着しなかった。そんな半ば諦めかけていたジュニアの養成という夢の中に前出の女子大生が門をたたいて来た。「待てば海路の日和あり」なのか「苦節〇〇年」なのか?長年の想いの中に、これから迎える冬を飛び越えて春を感じさせる風がRUN☆TMに吹いて来たような感じがチョット?する。
                          
 何事もそうであるように、「こうなりたい!」という望みを諦めずに強く持ち続ければ必ず叶う・・と物の本には書いてあった。しかし、そういわれつつもやがて自らの弱気が頭の中で陣頭指揮を取ってしまい「叶いっこないよな?」ということになってしまう。現に私もその一人になりつつあった。「諦めるのも俺らしくて爽やかでいいのではないか?」なんて思ったりもしちゃって。
まだ、私の夢は叶えられたわけではないが、なにやら希望を持たせる存在が、私の視野を駆け巡り始めていることだけは確かだ。この現実をどう膨らませていくか・・ですね!   まきもと
 

雨でも仲間はやって来てくれた。

前夜に降った雨が早朝まで残っていた。
しかし、天気予報を確信して、起床するやいなやお構いなく、根岸のトレーニングの決行を60人に及ぶ全仲間に配信。
実はメールの本文や、アドレスは前日の内に打ち込み「保存」。そうでもしないと、朝の起き掛けのぼんやり頭ではこんな真似はとうていできない。

 う~んやっぱりやってみるべきだったね。小雨の残る根岸には8名もの仲間が現れてくれた。
ここでまた女性を褒めなければならない。参加8名の内、5名が女性。やはりここぞという時の気持ちの強さは、われわれ男にはとてもかなわない存在。それが女性だ。
           
 本日のトレニング内容は、毎年この時期の定番となっている「ロード周回と芝生コラボの2KコースRUN2時間走」
目的は、言うまでもなくこの秋から冬にかけてのフルマラソンシーズンを前にした走り込み。
この走り込みという基本的な行動が、最近のランナーにはまるっきり出来ていない!
          
 先日も私牧元は相模原での『第1回東日本ハーフマラソン』の役員をやってきた。
その時の10Kもハーフも何千人も出ているのに、男子の優勝者は30年前のこのレベルのベスト30位にも劣るもの。鈍足だった私でさえ優勝できるタイムだった。

 さらにハーフでは、かつて20年以上前、磯子の『神奈川マラソン』の役員をやっていた時の記憶では、スタートから2時間を過ぎると交通規制が解除となり、ランナーは舗道を走らされていたが、残ったランナーの数はほんの数えるほどポツリ・・・ポツリ・・・だった。
しかし、数年前頃からこのかつての制限時間の2時間あたりが、一番ランナーの密度が濃いあたりに・・。何だかかつての私の記憶が「夢だったのか?幻だったのか?」「いや現実に確かにこの目で見たかつての光景に間違いはない!」最近はいつも役員をやらされるたびに「幻じゃあなかったよな?」と自問自答を繰り返すばかりとなっている。
               
 要するに「走る人」は膨大な数に膨れ上がったが、「ランナー」と呼ぶにふさわしい人の数は激減している現実を私は複雑な思いで見ている。
そこで、せめて根岸の私の旗の下に来て下さる方々には、遅いの速いのではなく、大会に出る上での最低限のランニング知識だけでも伝えたい・・この一心で毎週根岸に通っている。  
同時に、少しでもトレ-ニングというものを真摯に捉えたならば、スーパーヒーロー間違いなしの時代も現実にやって来ている。「ちゃんと・・しっかりと走って」上のまた上を目指そうよ。
RUN☆TMの牧元はその方法を・・伝授できる指導力を持ち合わせているので、是非根岸に来て下さい。男性も、女性も・・。  牧元
                                  

夏の終わり・・秋の始まり・・。

 9月が終わる。いよいよ来月からは10月に入り、また大会が目白押しの季節がやってくる。
今の我々の世界の市民ランナーは、夏は暑いからと言って走らず、秋~冬は相次ぐ大会、また大会にエントリーすることによって、トレーニングで走力に磨きをかけるというよりは、世の流行というか、そういった類のものに一緒に押し流されてしまっていて、走っているのだか、仮装行列なのか?カーニバルなのか分からない巨大な人、人また人の群れにごちゃまぜにされているだけとしか見ることが出来ない。
それがファッションとでも言いたげな、走る人(決してランナーとは呼ばないし、仲間に来てほしいとも思わない)
まあ、それをこれ以上とやかくいうのはよそう、走りに対しての考えの違いなんだから。
 しかし、仮にもマラソンやそれに類するランニング大会に出るのだったら、またその行動を「スポーツ」として捉えるのならば、やはりそこには下準備というものが必要なのではないだろうか?
 スポーツ以外の例えば芸能の世界でも、シナリオも覚えず、アドリブだけでその世界で食っていこうなどと思ったら、それらはいつの間にか霧消と化してしまうのと同じ、どんな世界でも『本物』でありたいと。
            
 私たちRUN☆TMの特に土曜午前中の仲間たちは、夏でも冬でも、各自の都合で毎週は来れなくとも、約60人の仲間が入れ代わり立ち代わり訪れてくれて、毎週15~20人前後の集まりになっている。一つのランニングの集まりで仲間の30%もが毎週参加するなんて考えもつかない数字であり、大成功である!こういう人たちこそ、走るのが速くても遅くても本当のランニング好きのランナーではないかと思っている。さらに主催側も身内のように大切に思い、極めて絆の深い良好な間柄を作り上げることにつながっている。

 ほぼ、毎週のように初参加者は一人二人と現れてくれるが、ちゃんとした筋の通ったランニングを提供しようとすると、3、4人に一人ぐらいしかリピーターとしては後に現れてくれない。走ることは『スポーツ』であり、ちゃらちゃらした『ファッション』ではないので、主催者にも初参加者をふるいにかけて当然だと自負している。
 それは走るのが速い、遅いを度外視した、人と人の適切な間柄の世界に等しい。
トレーニングを抜きにして、現在のマラソンやハーフその他10Kレースをなどを、いったいどういうジャンルで捉えたらよいのか?私には全く見当のつかない世界が広がってしまっているような気がしてならない。
                       
9月30日(土)この日のトレーニングは「レペティショントレーニング」3000m~2000m~1000m~2000m~3000m。前半は身体のキレを試してもらい、後半は持久力を向上してもらうためのトレーニング。
一本目の3000mで、脚力の差がはっきりと判明するので、2本目からは2グループに。後半はさらに各自の差がはっきりするのを待って、3つ目、4つ目のグループに細分化。こうすることによって、速いグループも遅いグループも終わってみれば、そこから達成感を汲み取ることができていたはずだ。
                          
 若い人たちも加わり始めて、RUN☆TMはこれからが面白くなっていきます。
速く走ることばかりではない。また、小さなランニングという狭義の世界に留まらず。何歳になっても、どんな世界に現存するにしても、人間性の向上は常に目指さねばならない。
ぼんやり過ごしていると一生は早く終わるぞ!   牧元

                             
      デザイナーであり、Tシャツプリントも手掛ける主催者牧元の作品を、着てくれる仲間が多いのもうれしい!